『MotoE™』~エリック・グラナドが3日間連続の1番時計

レースシミュレーションで『スーパースポーツ』にも参戦するニコラス・スピネッリがトップ

FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』のテスト3日目、最終日は5日、第7戦カタルーニャ大会(9月1日~2日)の開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、1日目と2日目に1番時計を刻んだエリック・グラナドが4度目のセッションで1分47秒221のトップタイムをマーク。

1ヶ月前の3月6日から8日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催された今年最初のテスト、ドゥカティが開発した電動二輪車『V21L』を初めて試乗したテストに続き、昨年総合2位に進出したブラジル人ライダーが連続して総合1番手に進出した。

レースシミュレーション

13時20分から7ラップの模擬演習。初参戦する『スーパースポーツ世界選手権』で総合9位に進出する初参戦のニコラス・スピネッリがトップでチェッカーフラッグを受ければ、『スーパースポーツ世界選手権』元王者ランディ・クルメンナッハは2.603秒差の2番手。2日目の予選シミュレーションで1番手だったマッティア・カサデイは3番手。エクトル・ガルソアンドレア・マントヴァーニがトップ5。大久保光は8.997秒差の9番手。

エリック・グラナドは、シミュレーションと位置付けず、1ラップ目に意図的に集団から遅れて複数のことを試しながら12番手。2日目総合2番手のマッティア・カサデイは、スタート直前に技術的な問題が発生してピットレーンからスタートして15番手。

1年間の『Moto2™』を経験して復帰したアレッサンドロ・ザッコーネは、5ラップ目に転倒。プラマック・レーシングの2人、ティト・ラバットルカ・サルバドーリは6ラップ目に接触転倒した。

開幕戦フランス大会

開催5年目の緒戦は、ルマンのブガッティ・サーキットで5月12日に2度のフリー走行と公式予選1、公式予選2を行い、13日にレース1とレース2を開催する。

3日間総合リザルト
1. エリック・グラナド: 1分47秒221
2. ニコラス・スピネッリ: +0.189秒
3. マッティア・カサデイ: +0.324秒
4. マッテオ・フェラーリ: +0.572秒
5. アンドレア・マントヴァーニ: +0.642秒
6. ジョルディ・トーレス: +0.816秒
7. エクトル・ガルソ: +0.836秒
8. ミケール・ポンス: +0.893秒
9. アレッサンドロ・ザッコーネ: +0.930秒
10. ランディ・クルメンナッハ: +0.943秒
11. ティト・ラバット: +1.214秒
12. 大久保光: +1.397秒
13. ケビン・マンフレディ: +1.577秒
14. ケビン・ザンノーニ: +1.770秒
15. ルカ・サルバドーリ: +2.103秒
16. アレッシオ・フィネッロ: +2.449秒
17. ミカ・ペレス: +3.138秒
18. マリア・エレーラ: +3.378秒

オールタイムラップレコード
MotoGP™: 1分38742(2022アレイシ・エスパルガロ)
Moto2™: 1分42秒977(2021レミー・ガードナー)
Moto3™: 1分47秒597(2021ガブリエル・ロドリゴ)

 

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