ヤマハは、4月1日から2日間、テストサーキットに指名する第4戦スペインGPの開催地ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでホンダ、アプリリア、KTMと共にプライベートテストを実施。2月上旬のシェイクダウンテスト以来、今年2度目のテストとなったテストライダーのカル・クラッチローに加え、『スーパーバイク世界選手権』に参戦する前王者トプラック・ラズガットリオグルを招待した。
26歳のトルコ人ライダーは、昨年6月にモーターランド・アラゴンで開催されたプライベートテストに初参加。カル・クラッチローとライディングコーチのフリアン・シモンから助言を受けて『YZR-M1』を初試乗したが、天候が原因で走行時間の短縮を強いられ、40ラップの周回にとどまったが、今回は自身のライディングスタイルに適合し、得意とするトラックでの走行となり、好天候に恵まれた中、2日間で116ラップを周回。
「本当に良い2日間を過ごした。速いラップタイムを求めるのではなく、バイクをよりよく理解するために可能な限り多くの周回を完了することに重点を置いたけど、とにかく、とても楽しかった!」とソーシャルメディアを通じて感想を配信。
トプラック・ラズガットリオグルは、タイトルを獲得した2021年の7月にヤマハ・モーター・ヨーロッパとの間で『スーパーバイク世界選手権』に継続参戦する目的で2022年から2023年末までの2年契約を更新。
一方で、ヤマハ発動機は、2021年9月にサテライトチームに所属していたフランコ・モルビデリとの間で、2021年シーズンの残りのレースと2022年と2023年のフルシーズンについて契約を締結。2022年6月にはファビオ・クアルタラロとの間で契約期間を2年延長し、2024年末までの契約を更新した。
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— Toprak Razgatlıoğlu (@toprak_tr54) April 11, 2023