ヤマハのファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハは、6月4日にテストライダーのアウグスト・フェルナンデェスを今週末にモーターランド・アラゴンで開催される第8戦アラゴンGPにワイルドカードとして起用すると発表。
今季はミゲール・オリベイラの負傷代役として第3戦アメリカズGPから3戦連続してプリマ・プラマック・ヤマハから参戦。ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームからエントリーする今回はシーズン4度目の参戦となり、6月9日に当地で開催されるオフィシャルテストにも参加する。
ワイルドカード
コンセッションの『D』ランクに位置するヤマハとホンダは、年間に最大6回、前半戦に最大3回の利用が可能。ヤマハは今回初めてワイルドカードを使用。ホンダは既にテストライダーのアレイシ・エスパルガロが第5戦スペインGPと第7戦イギリスGP、開発ライダーの中上貴晶が第6戦フランスGPで起用。
『C』ランクのKTMとアプリリアは年間に3戦のワイルドカードが許可されているが、第7戦イギリスGPが終了した時点で両メーカーとも1戦目もテストライダーを起用していないが、アプリリアはロレンソォ・サバドーリがホルヘ・マルティンの代役として6戦に参戦。『A』ランクのドゥカティはワイルドカードが許可されていない。
コンセッションの優遇措置は、前半戦が終了した時点で見直しが予定されている。