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決勝レース:マルコ・ベツェッキがインテンシブバトル制す

プラマック・レーシングの両雄がダブルポディウム、中上貴晶がホンダ勢最高位9位

 

第5戦フランスGP決勝レース(周回数27ラップ)は14日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、7番グリッドのマルコ・ベツェッキが追い越しの際の無責任な走行が理由でポジションを1つ降格するペナルティが科せられたが、11ラップ目に1番手に飛び出すと、安定したラップを刻んで、第2戦アルゼンチンGPに続く2勝目を挙げた。

プリマ・プラマック・レーシング旋風

気温20度、路面温度39度のドライコンディションの中、5番グリッドのホルヘ・マルティンは2ラップ目に10番手まで後退したが、優勝を挙げた『TISSOT Sprint(ティソ・スプリント)』の走りを再現して4.256秒差の2位。今季のベストリザルトを獲得すれば、ウォームアップ走行で1番手に進出した9番グリッドのヨハン・ザルコは、4.795秒差の3位。ドゥカティのサテライトチーム、プリマ・プラマック・レーシングが昨年6月の第9戦カタルーニャGP以来16戦ぶりとなるダブルポディウムを達成。

ダブルインシデント

ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアと6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、3番手争い中の5ラップ目12コーナーで接触転倒。3番グリッドのルカ・マリーニは、3番手走行中の6ラップ目4コーナーで転倒を回避した直後に8番グリッドのアレックス・マルケスと接触転倒。

新人アウグスト・フェルナンデェス4位

朝のウォームアップ走行で週末3度目、今季8度目を喫した12番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは6.281秒差の4位。所属チームのホームレースで自己最高位に進出すれば、10番グリッドのブラッド・ビンダーは、1ラップ目に他車との接触が原因でコースアウトを強いられて16番手に後退。ショートカットが原因で21ラップ目にロングラップペナルティを消化したが、13.638秒差の6位まで挽回。4番グリッドのジャック・ミラーは、7番手走行中の25ラップ目4コーナーで週末2度目、今季9度目の転倒。

11番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、1ラップ目14番手に後退したが6.726秒差の5位。2戦連続のトップ5入りを果たせば、13番グリッドのファビオ・クアルタラロは15.023秒差の7位。15番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、今季の最高位となる15.826秒差の8位。17番グリッドのフランコ・モルビデリは17.828秒差の10位。

ホンダ勢3人転倒

16番グリッドのジョアン・ミルは、16番手走行中の13ラップ目8コーナーで週末3度目、今季11度目の転倒。18番グリッドのアレックス・リンスは、10番手走行中の15ラップ目9コーナーで今季4度目の転倒。

16番グリッドのジョアン・ミルは、16番手走行中の13ラップ目8コーナーで週末3度目、今季11度目の転倒。18番グリッドのアレックス・リンスは、10番手走行中の15ラップ目9コーナーで今季4度目の転倒。

代役3人ポイント圏内完走

エネア・バスティアニーニの代役、19番グリッドのダニロ・ペトルッチは11位。ミゲール・オリベイラの代役、20番グリッドのロレンソォ・サバドーリは12位。ポル・エスパルガロの代役、21番グリッドのジョナス・フォルガーは13位。

チャンピオンシップ

ライダー部門の総合1位フランチェスコ・バグナイアに対して、総合2位マルコ・ベツェッキが1ポイント差に接近。総合3位ブラッド・ビンダーは12ポイント差。

チーム部門は、ムーニー・VR46・レーシング・チームが総合1位を維持したが、プリマ・プラマック・レーシングが1ポイント差の総合2位に接近。

次戦イタリアGP

通称ムジェロ・サーキットことアウトドモーロ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで4週間後の6月9日に初日、10日に公式予選とティソ・スプリント、11日に決勝レースが開催される。

RESULTS

 

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