決勝レース:ペドロ・アコスタが今季3勝目

トニー・アルボリーノ2位、アロンソ・ロペス6位、小椋藍15位、羽田太河21位

第6戦イタリアGP決勝レース(周回数19ラップ)は11日、ムジェロ・サーキットで行われ、2番グリッドのペドロ・アコスタが1年前に当地で中量級初優勝を挙げたレースを再現するように独走優勝。開幕戦ポルトガルGP、第3戦アメリカズGPに続き、今季3勝目を挙げた。

気温27度、路面温度45度のドライコンディションの中、10番グリッドのトニー・アルボリーノは6.194秒差の2位。2戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのジェイク・ディクソンは8.582秒差の3位に入り、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目の表彰台。

公式予選2で転倒した際に右手の小指と薬指を負傷したが、レース前にメディカルチェックで出走の許可を得たポールポジションのアロン・カネトは、最終ラップに逆転を許したが4位完走。7番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは5位。

9番グリッドのアロンソ・ロペスは、3番手から2番手を追い越そうとした1ラップ目の11コーナーで他車と接触したことから、ロングラップペナルティが科せられ、3ラップ目に罰則を消化しようとしたが、走行枠を外れたことから、4ラップ目に再度ロングラップペナルティを実行し、2番手から9番手、14番手に後退した後、10.852秒差の6位まで挽回。

5番グリッドのフィリップ・サラッチ、11番グリッドのマヌエル・ゴンザレス、17番グリッドのソムキアット・チャントラ、16番グリッドのセルジオ・ガルシアがトップ10入り。

今季最初のワイルドカードとしてホームグランプリに参戦した18番グリッドのマッティア・パシーニは11位。

14番グリッドの小椋藍は24.307秒差の15位。28番グリッドの羽田太河は59.397秒差の21位。

8番グリッドのフェルミン・アルデグエは、1ラップ目の1コーナーで今季2度目の転倒を喫した際に、アウト側に位置していた12番グリッドのジェリミー・アルコバと13番グリッドのダーリン・ビンダーを巻き添えにすれば、3番グリッドのサム・ロウズは、2番手走行中の1ラップ目11コーナーでイン側から進入してきた他車に弾き飛ばされて週末2度目、今季7度目の転倒。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのトニー・アルボリーノが20ポイントを加算。総合2位ペドロ・アコスタは25ポイント差から20ポイント差に接近すれば、総合3位アロンソ・ロペスは38ポイント差から48ポイント差にギャップが広がったが、3位を維持した。

RESULTS

 

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