ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームは、8月12日に第11戦ドイツGPのティソ・スプリントで転倒した際に左肩を負傷したフランコ・モルビデリが今週末にレッドブルリンク-シュピールベルクで開催される第13戦オーストリアGPで復帰するため、開催前日にメディカルチェックを受けると発表した。
「デスモセディチに乗ることが楽しみ。怪我の後、ハンガリーとミサノでパニガーレに乗った。バラトンパーク・サーキットでは全てが順調で、痛みもほとんどなく、新しいトラックにも上手く適応できた。とてもポジティブな1日となり、後半戦に向けて回復と準備を続ける上で大きなエネルギーを得ることができた。」
「デスモセディチはパニガーレとは違う。オーストリアに行って自分の体調を確認し、少しずつ良くしていきたい。可能な限り良い仕事をするために、あらゆることを正しい手段で取り組む。チームと一緒に仕事に戻り、全力を尽くそう」と出発前に抱負を語った。
第11戦ドイツGPのグランプリレースと第12戦チェコGPを欠場したことで、総合4位から6位に後退した30歳のイタリア人ライダーは、8月5日にドゥカティ機を駆ける他の5人と一緒に、第14戦ハンガリーGPの開催地となるバラトンパーク・サーキットを訪れ、ドゥカティが準備した市販車パニガーレV4Sを使用したトレーニングセッションに参加。開催日程に復帰した2016年に2位、中量級のタイトルを獲得した2017年に優勝、プレミアクラスでは昨年の8位が最高位だったレッドブルリンク-シュピールベルクでの復帰に向けて、左肩の回復具合を確認していた。