決勝レース:ジェイク・ディクソンがキャリア初優勝

小椋藍が日本GP以来今季初表彰台、ペドロ・アコスタ3位、トニー・アルボリーノ7位

第8戦TTアッセン決勝レース(周回数22ラップ)は25日、TT・サーキット・アッセンで行われ、初日に連続1番時計を刻んだ2番グリッドのジェイク・ディクソンがラスト3ラップの1コーナーで1番手に再浮上。前戦ドイツGPで2戦連続9度目の3位を獲得した後、参戦74戦目でキャリア初優勝を挙げ、総合4位から3位に浮上した。

気温29度、路面温度43度のドライコンディションの中、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来今季初の1列目、3番グリッドからスタートした小椋藍は1ラップ目から優勝争いを展開し、1.334秒差の2位でゴール。優勝を挙げた昨年9月の第16戦日本GP以来10戦ぶり今季初表彰台を獲得。

6番グリッドのペドロ・アコスタは、ショートカットが原因で科せられたロングラップペナルティを19ラップ目に消化したが3番手を維持。4.448秒差の3位でフィニッシュラインを通過して、第6戦イタリアGPから3戦連続6度目の表彰台を獲得。

4番グリッドのフェルミン・アルデグエは、ショートカットが原因で科せられたロングラップペナルティを11ラップ目に消化して5番手から7番手に後退したが4.487秒差の4位。今季の最高位、自己最高位タイでゴールすれば、11番グリッドのアロン・カネトは5位。ポールポジションのアロンソ・ロペスは6位。

10番グリッドのトニー・アルボリーノは9.625秒差の7位。12番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは8位。8番グリッドのアルベルト・アレナスは9位。

9番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティはトラックリミットを超えたことから、ロングラップペナルティを消化して10位。5番グリッドのサム・ロウズは11位。

27番グリッドの羽田太河は1分09秒768差の21位。参戦を開始した第6戦イタリアGPから3戦連続の21位。

7番グリッドのソムキアット・チャントラは10ラップ目の1コーナーで今季3度目の転倒。13番グリッドのフィリップ・サラッチは技術的問題が発生したことからリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのトニー・アルボリーノが9ポイントを加算。総合2位ペドロ・アコスタは15ポイント差から8ポイント差に詰めれば、総合4位ジェイク・ディクソンは44ポイント差の総合3位に浮上。総合3位アロンソ・ロペスは56ポイント差の総合4位に後退。総合18位小椋藍は総合14位に浮上した。

RESULTS

 

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