第8戦TTアッセンの決勝レース(周回数20ラップ)は25日、TT・サーキット・アッセンで行われ、初日に連続1番手に進出した8番グリッドのジャウメ・マシアが10人による優勝争いに競り勝ち、昨年5月の第7戦フランスGP以来21戦ぶり今季初優勝、通算7勝目。
モーターランド・アラゴンで開催された2020年10月の第11戦アラゴンGPでホンダのグランプリ優勝100人目に輝き、翌週の第12戦テルエルGPでホンダのグランプリ通算800勝目をもたらした22歳のスペイン人ライダーがホンダに軽量級通算250戦目をもたらすことに成功した。
気温28度、路面温度38度のドライコンディションの中、4番グリッドの佐々木歩夢は0.081秒差の2位。第5戦フランスGPから4戦連続の表彰台を獲得すれば、5番グリッドのデニス・オンジュは、唯一フロントにソフトタイヤを選択すると、0.276秒差の3位に入り、第6戦イタリアGPから3戦連続の表彰台を獲得。
20番グリッドのイバン・オルトラは1ラップ目に10番手、3ラップ目にロングラップペナルティを消化して8番手から12番手に後退したが、0.324秒差の4位まで挽回。
ポールポジションのダビド・ムニョスは5位。11番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダ、9番グリッドのコリン・ベイヤー、10番グリッドのロマーノ・フェナティ、2番グリッドのジョエル・ケルソ、6番グリッドのステファノ・ネパがトップ10入り。
フリー走行3の転倒が原因でレース前に2度目のメディカルチェックを受けた7番グリッドの鳥羽海渡は9人の11位争いに競り勝ち、22番グリッドのディオゴ・モレイラは12位。17番グリッドのダビド・アロンソは13位。19番グリッドのチャビエル・アルティガスは14位。
25番グリッドの山中琉聖は15位。18番グリッドの古里太陽は17位。3番グリッドのリッカルド・ロッシは18位。24番グリッドのマリオ・アジは23位。
27番グリッドのダニエル・オルガドは、1ラップ目の10コーナーで週末3度目、今季6度目の転倒を喫した後、最後まで走って25位。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのダニエル・オルガドが今季初の0ポイントで終わったことから、総合3位ジャウメ・マシアが1戦で逆転が可能な16ポイント差の総合2位に接近。
総合6位佐々木歩夢は26ポイント差の総合3位に浮上。総合2位イバン・オルトラは31ポイント差の総合4位。総合5位デニス・オンジュは31ポイント差の総合5位。
RESULTS
DISASTER for the championship leader! ????@daniholgado96 is in the gravel on lap 1! ????#DutchGP ???????? pic.twitter.com/GUcN5IDcMR
— MotoGP™???? (@MotoGP) June 25, 2023
How good was that?! ????#DutchGP ???????? pic.twitter.com/paFBv3Uow2
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???? @daniholgado96 leads heading into the summer break!
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But the lead has been slashed to just 16! ⚔️#DutchGP ???????? pic.twitter.com/f3ONTUk56F