『Road to MotoGP™』のプログラム『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末に第5戦オランダ大会をTT・サーキット・アッセンで開催。ポイントリーダーのアンヘル・ピケラス(16歳/スペイン)が連続優勝を挙げ、8月の第6戦オーストリア大会と9月の最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会の2戦4レースを残し、チャンピオンに輝いた。
レース1
ポールポジションのアンヘル・ピケラス(16歳/スペイン)はグループ争いに競り勝ち、今季6勝目を挙げれば、6番グリッドのアルバロ・カルペ(15歳/スペイン)は0.208秒差の2位。今季2度目の2位を獲得し、5番グリッドのケーシー・オーゴマン(15歳/アイルランド)は0.256秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。
レース2
10人がフィニッシュラインまでコンマ1秒以内に接近するバトルを繰り広げられた末、アンヘル・ピケラスがポイントリーダーとして貫禄を見せる優勝を挙げ、レース1で1ラップ目に転倒リタイアした2番グリッドのマキシモ・キレス(14歳/スペイン)が0.109秒差の2位。今季4度目の表彰台を獲得すれば、レース1でコンマ4秒差の4位だった10番グリッドのヤコブ・ルールストーン(18歳/オーストラリア)は0.117秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。
江澤伸哉
8列目22番グリッドからレース1は20.136秒差の18位、レース2は22.268秒差の15位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのアンヘル・ピケラスは50ポイントを加算。通算228ポイントに到達し、残り2戦4レース、100ポイントのタイトル争いにおいて、総合2位とのギャップを111ポイント差に広がったことから、第16代目のチャンピオンに輝き、今年12月に17歳の誕生日を迎えることから、参戦最低年齢(18歳)の特別枠として、来年『Moto3™』にレギュラー参戦する機会が与えられる。
総合4位アルバロ・カルペは2位に浮上。総合3位マキシモ・キレス、総合4位アルベルト・フェランデス、総合5位ヤコブ・ルールストーン、総合6位リコ・サルメラ、総合7位ケーシー・オーゴマンが総合2位、総合3位を争う。
オーストリア大会
シーズン6戦目は、レッドブルリンクで8週間後の8月18日から20日に開催。
RESULTS
歴代チャンピオン
2022: ホセ・アントニオ・ルエダ(スペイン)
2021: ダビド・アロンソ(コロンビア)
2020: ペドロ・アコスタ(スペイン)
2019: カルロス・タタイ(スペイン)
2018: ジャン・オンジュ(トルコ)
2017: 眞崎一輝
2016: 佐々木歩夢
2015: ボ・ベンスナイダー(オランダ)
2014: ホルヘ・マルティン(スペイン)
2013: カレル・ハニカ(チェコ)
2012: フロリアン・アルト(ドイツ)
2011: ロレンソォ・バルダッサーリ(イタリア)
2010: ジェイク・ガニェ(アメリカ)
2009: ヤコブ・コーンフェール(チェコ)
2008: JB・ビーチ(アメリカ)
2007: ヨハン・ザルコ(フランス)