国際モーターサイクリズム連盟の直轄大会『Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、週末に通称ポルティマオ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで第4戦ポルティマオ大会を開催。『Moto2™欧州選手権』の総合1位セナ・アギウス(17歳/オーストラリア)が2連勝を挙げ、タイトル獲得に王手をかけた。
『ジュニアGP™世界選手権』
レース2は『ヨーロピアン・タレント・カップ』から昇格してきた4番グリッドのジョエル・エステバン(17歳/スペイン)が7レース目で初優勝。レース1で終盤に2度のコースアウトが影響して7位だった2番グリッドのアンヘル・ピケラス(16歳/スペイン)は0.013秒差の2位に入り、今季6度目の表彰台を獲得。6番グリッドのダビド・アルマンサ(17歳/スペイン)は0.101秒差の3位表彰台。
第7戦ドイツGPにワイルドカードとしたデビューした7番グリッドのタチャコーン・ブアジー(22歳/タイ)は、0.055秒差の2位。昨年5月の開幕戦エストリル大会以来今季初表彰台を獲得すれば、第6戦イタリアGPにワイルドカード参戦したポールポジションのルカ・ルネッタ(16歳/イタリア)は、サイティングラップ後に技術的な問題が発生したことから最後尾からのスタートを強いられたが、0.131秒差の3位を獲得。
レース2は『ヨーロピアン・タレント・カップ』から昇格してきた4番グリッドのジョエル・エステバン(17歳/スペイン)が7レース目で初優勝。レース1で終盤に2度のコースアウトが影響して7位だった2番グリッドのアンヘル・ピケラス(16歳/スペイン)は0.013秒差の2位に入り、今季6度目の表彰台を獲得。6番グリッドのダビド・アルマンサ(17歳/スペイン)は0.101秒差の3位表彰台。
日本から参戦の内海孝太郎は、20番グリッドから36.2秒差の21位と34.6秒差の21位。
『Moto2™欧州選手権』
レース1は、2戦ぶり3度目のポールポジションを獲得したセナ・アギウスがスタートから主導権を握って4勝目。5番グリッドのアルベルト・スーラ(18歳/イタリア)は、低速走行で原因でロングラップペナルティが科せられたが、3人による2位争いに競り勝って11.788秒差の初表彰台。3番グリッドのチャビエル・カルデルス(24歳/アンドラ)は3位。
レース2は、セナ・アギウスが独走。今季5勝目を挙げ、残り3戦5レース、125ポイントのタイトル争いにおいて、総合2位とのアドバンテージを61ポイント差に拡大。次戦バルセロナ大会で75ポイント差以上に広げれば、チャンピオンに輝く。
第7戦ドイツGPと第8戦TTアッセンに負傷代役として『Moto2™』に参戦した2番グリッドのカルロス・タタイは、レース1の2ラップ目に1コーナーで転倒。近郊の病院に搬送されてレース2を欠場。精密検査の結果、背中の負傷が確認されたことから手術を受けた。
第7戦ドイツGPと第8戦TTアッセンに負傷代役として『Moto2™』に参戦した2番グリッドのカルロス・タタイは、レース1の2ラップ目に1コーナーで転倒。近郊の病院に搬送されてレース2を欠場。精密検査の結果、背中の負傷が確認されたことから手術を受けた。
『ヨーロピアン・タレント・カップ』
総合2位ブリアン・ウリアルテ(14歳/スペイン)が負傷欠場したことから、総合1位マキシモ・キレス(15歳/スペイン)にとっては、アドバンテージを広げる機会だったが、ポールポジションから1番手を走行していた最終ラップに転倒。
3番グリッドのドド・ボッジオ(15歳/イタリア)は初優勝。30番グリッドのケーシー・オーゴマン(15歳/アイルランド)は0.048秒差の2位。初表彰台を獲得すれば、2番グリッドのグイド・ピニ(15歳/イタリア)は0.071秒差の3位に進出。
バルセロナ大会
次戦はバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで2週間後の7月16に開催。『ジュニアGP™世界選手権』と『Moto2™欧州選手権』が2レースを実施する。