バレンシアが再舗装工事開始

チャンピオンシップ唯一のスタジアム型サーキットが安全面の向上を目的に12年以来の路面再舗装

最終戦バレンシアGPの開催地サーキット・リカルド・トルモは5日、グランプリトラックの再舗装工事を開始したと発表。近年トラック上に現れた問題の修復、摩耗の解決、安全面の向上、そして、トラックそのものの質と壮観さを向上することを目的に、トラックと一部の側道を含む約6万平米メートルの工事に取り掛かり、8月の最終週に竣工する予定。

1999年9月にオープニングイベントとして第12戦バレンシアGPを初開催したサーキットは、13年後の2012年夏に最初の再舗装を実施。それから11年後、2度目の再舗装を行うことになり、着工前には凸凹、沈下、水の蓄積箇所を特定するための地形面積測定作業が実施された。

今回の工事は、国際モーターサイクリズム連盟と国際自動車連盟によって提案され、承認された新しいフォーマットに従うように、特に1コーナーと14コーナーの出口で対策が講じられ、幅が広くなった縁石を設置。

同時に、雨が降った場合の迅速な排水と乾燥を保証するために排水ネットワークの一部を更新。再舗装後には、必要な全ての表面が再塗装され、タイミング配線とデジタルフラッグが設置される。

工事後最初のイベントは、9月16日と17日に開催が予定されている四輪レースのファンティックGTワールドチャレンジ。

11月3日から5日にジュニアGP™世界選手権の最終戦バレンシア大会、同月24日から26日に最終戦バレンシアGPが開催される。

Resurfacing Ricardo Tormo circuit

 

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