第9戦イギリスGPのフリープラクティス1(45分間)は4日、シルバーストンで行われ、前戦TTアッセンでポールポジションから2位を獲得した総合3位マルコ・ベツェッキがセクター1と4で最速時計を刻み、今季10度目のトップタイムをマーク。前戦TTアッセンに続き、2戦連続して1番手発進を決めた。
ドゥカティ勢がトップ4独占
気温16度、路面温度26度のドライコンディションの中、総合6位ルカ・マリーニはセクター3で最速時計を刻んで0.36秒差の2番手。総合2位ホルヘ・マルティンはセクター1で最速時計を刻んで0.075秒差の3番手。総合5位ヨハン・ザルコは0.172秒差の4番手。
チーム部門でタイトル争いを展開するドゥカティのサテライトチーム、ムーニー・VR46・レーシング・チームとプリマ・プラマック・レーシングに所属する4人がトップ4に進出すれば、総合10位アレックス・マルケスは0.964秒差の11番手。総合18位エネア・バスティアニーニは12番手。
ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは、15ラップを周回して1.225秒差の14番手。総合15位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは16番手。
ポル・エスパルガロ復帰
総合7位ジャック・ミラーは、16ラップを周回して0.370秒差の5番手。総合4位ブラッド・ビンダーは、最多の19ラップを周回して1.156秒差の13番手。総合14位アウグスト・フェルナンデェスは19番手。開幕戦ポルトガルGPの負傷から復帰したポル・エスパルガロは、16ラップを周回して3.502秒差の22番手。
アプリリア3人トップ10入り
総合8位アレイシ・エスパルガロは、15ラップを周回して0.382秒差の6番手。総合23位ラウール・フェルナンデェスは0.641秒差の8番手。総合12位マーベリック・ビニャーレスは0.803秒差の9番手。総合17位ミゲール・オリベイラは17番手。
ヤマハ両雄トップ10入り
総合11位フランコ・モルビデリは、10ラップ目の7コーナーで今季6度目の転倒を喫したが、14ラップを周回して0.561秒差の7番手。総合9位ファビオ・クアルタラロは17ラップを周回して0.946秒差の9番手。
HRC改良型エアロボディ投入
バイクの改良に専念することを宣言した総合19位マルク・マルケスは、16ラップを周回して1.291秒差の15番手。
総合16位中上貴晶は、HRCが準備した改良型のエアロボディを試しながら14ラップを周回して 2.258秒差の番手。負傷から復帰した総合26位ジョアン・ミルは、17ラップを周回して2.453秒差の20番手。総合13位アレックス・リンスの代役として招集されたイケル・レクオナは21番手。
スタートプラクティス
今年からインターナショナルパドックを使用することになり、スタートとフィニッシュの位置が変更されたことから、スタート練習を実施。エネア・バスティアニーニは今季6度目の転倒を喫した。
RESULTS
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