ドゥカティ・コルセは10日、スーパーバイク世界選手権に参戦するアルバロ・バウティスタが10月にセパン・インターナショナル・サーキットで開催される第18戦マレーシアGPにワイルドカードとして参戦すると発表した。
7月下旬の第8戦チェコ大会が終了した時点で、2年連続のタイトル獲得に向けて総合1位に進出する38歳のスペイン人ライダーは、タイトル獲得のボーナスとして、6月20日と21日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催されたプライベートテストに合流。テストライダー、ミケーレ・ピロのアドバイスを受けながら、プロトタイプマシンを試乗すると、8月1日と2日に同地で2度目のテストを実施。競争力のある走りを披露したことから、2018年11月の最終戦バレンシアGP以来となるグランプリ参戦が決まった。
アルバロ・バウティスタ
「セパンにワイルドカードとして参戦できることを本当に嬉しく思う。本当に好きなサーキットであり、スーパーバイク世界選手権の開催日程に含まれていないことから、マレーシアに戻れることが嬉しい。」
「デスモセディチGPのテストでは、フィーリングが良く、楽しかったというポジティブなフィードバックが得られた。ドゥカティとチームに感謝したい。彼らなしでは、このような機会を持つことは不可能だった。同時に、僕にとってはボーナスであり、優先事項ではないと痛い。だからこそ、スーパーバイク世界選手権に集中し続けなければいけない。それが重要なこと。短期間に多くのレースがあり、非常に要求の厳しいシーズンの後半戦に向けて集中したい。シーズンが終わったら、マレーシアに行き、楽しむことを考えよう。」
既に来季もスーパーバイク世界選手権に参戦することを発表したアルバロ・バウティスタは、2017年と2018年にドゥカティ機を駆け、連続して総合12位に進出。セパン・インターナショナル・サーキットでは11位と7位だった。
ドゥカティ・コルセは、同時にミケーレ・ピロがホームサーキットであるミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催される第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPにワイルドカードとして参戦することを発表。17番グリッドから30.1秒差の16位で完走した第6戦イタリアGP以来、今季2度目の参戦となる。
2006年に2度目となるスーパーバイク世界選手権のチャンピオンに輝いたトロイ・ベイリスは閉幕後、11月にサーキット・リカルド・トルモで開催された最終戦バレンシアGPにセテ・ジベルナウの負傷代役としてファクトリーチームから参戦すると2番グリッドから初優勝を飾った。
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— Aruba.it Racing - Ducati (@ArubaRacing) August 10, 2023
📰 Alvaro Bautista to contest the @MotoGP Grand Prix of Malaysia at Sepang aboard the Ducati Desmosedici GP of the https://t.co/gWM1r7Zhce Racing team
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