第10戦オーストリアGPの決勝レース(20ラップ)は20日、レッドブルリンク-シュピールベルクで行われ、3番グリッドのデニス・オンジュが終始トップグループに位置した後、最終ラップの最終コーナーで逆転。キャリア初優勝を挙げた第7戦ドイツGPに続き今季2勝目を挙げ、総合5位から3位に浮上した。
気温26度、路面温度26度のドライコンディションの中、2番グリッドのダニエル・オルガドは0.005秒差の2位。第6戦イタリアGP以来の優勝を逃したが、2戦連続6度目の表彰台を獲得すれば、8番グリッドの佐々木歩夢は0.119秒差の3位に入り、第5戦フランスGPから6戦連続の表彰台を獲得。
ポールポジションのコリン・ベイヤーは0.136秒差の4位。自己最高位でフィニッシュすれば、18番グリッドのイバン・オルトラは3.135秒差の5位まで挽回。6番グリッドのリッカルド・ロッシは今季最高位の6位。
13番グリッドの山中琉聖は、今季5度目の1桁台となる7位。19番グリッドのディオゴ・モレイラ、10番グリッドのダビド・ムニョス、11番グリッドのステファノ・ネパがトップ10入り。5番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは11位。
12番グリッドの鈴木竜生は13位。21番グリッドの鳥羽海渡は14位。17番グリッドの古里太陽は、2コーナーをショートカットしたことから8ラップ目にロングラップペナルティを消化して15番手から20番手に後退した後18位まで挽回。27番グリッドのマリオ・アジは26位。
4番グリッドのジャウメ・マシアは、トップグループで走行中の4ラップ目に技術的問題が発生したことから、転倒した第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目のリタイア、2戦連続の3度目の0ポイント。
7番グリッドのダビド・アロンソは、リズムに乗ってトップに飛び出し、トップグループを引き離そうとした際に12ラップ目の2コーナーで週末2度目、今季10度目の転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのダニエル・オルガドが20ポイントを加算。総合2位佐々木歩夢は22ポイント差から26ポイント差に引き離され、総合5位デニス・オンジュが37ポイント差の総合3位に浮上。総合4位イバン・オルトラはポジションを維持。総合3位ジャウメ・マシアは5位に後退した。
RESULTS
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