カタールGPの開催地として、今年で19年目の開催を迎えるルサイル・インターナショナル・サーキットは、昨年の開幕戦以降、大規模な改修工事を実施中。開催4年目の2007年から毎年開幕戦の舞台に指名されていたが、今年は工事を考慮して、初めて11月に開催。
第19戦として、11月17日から19日に開催するが、6週間前の10月6日から8日には『F1世界選手権』を開催。現在、リニューアルに向けて工事が進められている。
ファンに新たな体験を提供
世界で最もエキサイティングなモータースポーツを楽しんでもらうため、サーキットに到着した瞬間から座席に到着するまでの体験を向上する目的で、新たな幹線道路や入場ゲートを建設。アクセス面の向上だけでなく、収容人数を増加した常設のグランドスタンドの改修、広大なファンゾーンの新設、最大5千人のゲストを招待できるVIPエリアの設置など新たな観戦体験を提供。
サーキットの最新化
ライダーとドライバーのパフォーマンス向上を目的にトラックを再舗装。レイアウトは変更なし。チームのためには、ガレージを拡大。さらに、レースコントロールやメディアセンターには最新技術を備えた設備を導入する。
持続可能性を追求した照明
当地では、2008年からチャンピオンシップで唯一のナイトレースを開催。全長5.8キロメートルのトラックに沿って、国際サッカー連盟が規定するサッカー場70面に相当する敷地を照らすために約1000本の照明灯を設置。2021年には革新的なLED(発光ダイオード)を設置して、より優れた持続可能性と象徴的なビジョンを提供する。
開催20年目
チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、今年4月に再び開幕戦として開催することを発表。3月8日から10日に最新技術が駆使されたサーキットでシーズンのオープニングラウンドが開催される。
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