マルコ・ベツェッキがVR46から継続参戦

ライダーマーケットの中心的存在となり、注目されていたマルコ・ベツェッキの残留が決定

レジェンド、バレンティーノ・ロッシが主宰するムーニー・VR46・レーシング・チームは30日、プレミアクラス参戦3年目となる2024年シーズンにマルコ・ベツェッキを継続起用すると発表した。

マルコ・ベツェッキ

「ムーニー・VR46・レーシング・チームの一員として、2024年に参戦できることを確認でき、本当に嬉しい。このチームは、これまで、そしてこれからのキャリアにおいて、極めて重要。2020年『Moto2™』に参戦する目的で加入し、2022年には『MotoGP™』に一緒に昇格した。そして、今年はこれまでのところ信じられないシーズンを過ごしてきた。」

「ドゥカティのサポートを受けながら、このワーキンググループで成長を続けることは、僕にとって最も自然な選択であり、2024年は多くの期待がかかるけど、今は今シーズンに集中したい。現在、表彰台を目指してファイトしており、ルカ・マリーニと共にチームタイトルの獲得を目指している。チーム全員がこれらの目標を達成するために、これまで以上に全力を尽くすと確信する。」

「バレ(バレンティーノ・ロッシ)、ウーチョ(アレッシオ・サルッチ)、パブロ(パブロ・ニエト)、アカデミー、全ての人たちに感謝したい。バレのチームに残ることは誇りであると同時に大きなモチベーションでもある。」

ドゥカティ機の使用

ムーニー・VR46・レーシング・チームは、ドゥカティ・コルセとの間で参戦1年目の2022年からの3年契約を締結しており、2024年末まで供給されるドゥカティ機を使用。

 

ライダーマーケット

8月30日の時点で来季参戦する11チームのチーム体制は次の通り。ルカ・マリーニ中上貴晶は現在所属するチームからの継続参戦が計画され、フランコ・モルビデリはドゥカティ・コルセの支援を受け、ドゥカティのサテライトチームからの参戦が濃厚。グレシーニ・レーシングは、ファビオ・ディ・ジャンアントニオに対して、決断を下す前にパフォーマンスを確認する上で数戦にチャンスを与えることを明かすと、アウグスト・フェルナンデェスは第10戦オーストリアGP後に継続参戦を宣言。KTMはペドロ・アコスタをプレミアクラスに昇格することを決断していたことから、今後の公式発表に注目が集まる。

ドゥカティ・レノボ・チーム
・ フランチェスコ・バグナイア
・ エネア・バスティアニーニ
プリマ・プラマック・レーシング
・ ホルヘ・マルティン
・ 未定
グレシーニ・レーシング
・ アレックス・リンス
・ 未定
ムーニー・VR46・レーシング・チーム
・ マルコ・ベツェッキ
・ 未定
レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
・ ブラッド・ビンダー
・ ジャック・ミラー
ガスガス・ファクトリー・レーシング・テック3
・ ポル・エスパルガロ
・ 未定
アプリリア・レーシング
・ アレイシ・エスパルガロ
・ マーベリック・ビニャーレス
クリプトデータ・RNF・チーム
・ ミゲール・オリベイラ
・ ラウール・フェルナンデェス
モンスターエナジー・ヤマハ
・ ファビオ・クアルタラロ
・ アレックス・リンス
レプソル・ホンダ・チーム
・ マルク・マルケス
・ ジョアン・ミル
LCR・ホンダ
・ ヨハン・ザルコ
・ 未定

 

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