『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の第7戦カタルーニャ大会のレース1とレース2(周回数7ラップ)は2日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、総合2位マッティア・カサデイが初めてポイントリーダーに浮上した。
レース1
気温26度、路面温度31度のドライコンディションの中、3番グリッドのアンドレア・マントヴァーニが最終ラップのバックストレースエンドでトップに飛び出し、第2戦イタリア大会のレース1に続き2勝目。
2番グリッドのマッティア・カサデイは0.044秒差の2位。4レース連続7度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのエクトル・ガルソは0.230秒差の3位に入り、第3戦ドイツ大会のレース2以来4度目の表彰台を獲得。6番グリッドのマッテオ・フェラーリは0.950秒差の4位。
ポールポジションのジョルディ・トーレスは、最終ラップの1コーナーでマッティア・カサデイとの接触が原因でコースアウトを喫して7位。
レース2
気温25度、路面温度30度のドライコンディションの中、ポールポジションのジョルディ・トーレスがトップ走行中の6ラップ目5コーナーで転倒リタイア。
2番グリッドのマッティア・カサデイは、グループ争いに競り勝って今季4勝目を挙げれば、3番グリッドのアンドレア・マントヴァーニは0.072秒差の2位。8番グリッドのニコラス・スピネッリは0.388秒差の3位に入り、第5戦イギリス大会レース2以来今季2度目の表彰台。6番グリッドのマッテオ・フェラーリは0.498秒差の5位。
大久保光
18番グリッドからレース1は11.958秒差の13位。レース2は11.180秒差の13位。
チャンピオンシップ
総合2位マッテオ・フェラーリは45ポイントを稼ぎ、ポイントリーダーに飛び出せば、ポイントリーダーのジョルディ・トーレスは9ポイントしか加算できず、21ポイント差の総合2位に後退。総合3位マッテオ・フェラーリは21ポイント差。
最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会
1週間後にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで第7戦を開催。9月8日にフリー走行と公式予選、9日に2レースが実施される。
RESULTS
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