チャンピオンシップに参戦するチームを総括する国際ロードレーシングチーム連盟(IRTA)の創立者兼最高経営責任者であるマイク・トリンビーは8日、第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPのために滞在していたミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ近郊のリッチョーネで他界。心不全だった。享年74歳。
元ライダーであり、元メカニックでもあるマイク・トリンビーは、チャンピオンシップに参加し共存する様々な関係者間のつながりを生み出す重要な人物で、80年代にライダーとプロモーターの間の緊張によって特徴づけられた大会の調和において決定的な役割を果たし、1986年にチャンピオンシップの活動の多くを明確化する基本的な組織となるチーム協会を設立。2022年には英国ロイヤル自動車クラブからモーターサイクルスポーツへの貢献に対してトーレンストロフィーが授与されていた。
チャンピオンシップ声明
「マイク・トリンビーが残念なことに逝去しました。国際ロードレーシングチーム連盟の創設者兼最高経営責任者、そして『MotoGP』のアイコンであるトリンビーは永遠に記憶として残るでしょう。ドルナスポーツと『MotoGP』ファミリーは、この大変困難な時期にあるマイクの妻アイリーン、彼の家族、友人、愛する人たちに深い哀悼の意を表します。」
「マイクはモーターサイクルグランプリの歴史において最も重要な人物の1人でした。パドックが彼を讃えるために集まり、彼の人生、功績、記憶はサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの残りの週末を通じて祝われることになるでしょう。」
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