「A計画、B計画、C計画がある」

マルク・マルケスが来季に向けて開発中の新車を試乗した後、第一印象を語り、将来に関して言及

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの舞台ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催されたオフィシャルテストに参加。週末に使用したバイクで最初のランを実行した後、週末にワイルドカードとして参加したテストライダーのステファン・ブラドルが使用した2024年に向けて開発中の新車を試乗すると、5度のランで計30ラップを周回。

トップタイムから0.836秒差の13番手。7位でゴールした決勝レースの17ラップ目に記録したファステストラップ(1分32秒166)に接近する1分82秒187を刻んだ。

新車の第一印象

「プロトタイプを初めてトラックで試した。ライディングポジションやバイクの上でのフィーリングというレベルでは、違うバイクだけど、主な問題は同じ。走り方は異なり、コーナーへのアプローチも異なるけど、このスポーツにおいて、ほぼ全ての人たちにおいて支配するパフォーマンスとラップタイムが同じだから、作業の継続が必要。もし、これがバイクなら、僕たちは遠い。多くの変更が必要だ。」

将来の決断

「決断は1つではなく、複数であることから、既に決めていた。とても明確なことだから。今回のテストを終えて、帰宅し、落ち着いて、全てについて考えるつもり。インドと日本の間に決めることになるだろう。」

2022年バレンシアテストの再現

「テストでは、ライダーは常に多くのことを期待する。常にラップタイムが一歩前進することを望む。時々、他の年にも同じようなことが起こった。バイクが新しいとき、フィーリングが異なるけど、タイムで出る。そして、そのバイクに慣れてしまう。今回はフィーリングが異なるけど、タイムに非常に似ている。このフィーリングを持って、将来の反応の余地を残しておいた方が良いだろう。」

事実

「昨日発言したように、事実を確認しなければいけない。最終的な余裕、忍耐、時間は過ぎて行く。必要なのは約束ではない。事実であり、今までもそうしてきたように、そしてこれからもホンダと一緒にプロジェクトを進めるまで、そうして行くように、それらの事実を少しずつ作り出し、モチベーションとコミットメントを維持できるかどうかを確認する。」

「これらの事実は、トラック上のパフォーマンスのレベルにおいて、理論的には常にそれ以上のものを期待する。なぜなら、以前のバイクに非常に似ているから。しかし、新しい顔ぶれと新しいアイデアがある。午後のセッションが残っている。新しいバイクでこれ以上走ることはないだろう。しかし、この反応を見ることができるかどうか確認しよう。」

新参者たち

「エンジニアが来た。『F1』で働いた空力の担当だと思う。僕たちは新しいエアロダイナミクスを試した。少なくても、ガレージで異なる人と話す。まだ紹介されていないけど、新しいプロジェクトリーダーだと思う。沢山のエンジニアたちがいる。将来に向けて改善が続けられるかどうか見てみよう。」

決断に対するテストの影響

「影響するかもしれないし、しないかもしれない。状況次第。僕には理論があり、プランA、プランB、プランCがある。以前に2つと言ったけど、3つある。3つのアイデアは非常に明確であり、それぞれに対して何が起こるべきかが明確。時間が足りない。頭の中にあるけど、最も信頼する人、1人か2人しか共有していない。」

 

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