ペドロ・アコスタがタイトル獲得に向けて大きく前進する6勝目

トニー・アルボリーノ2位、日本勢の小椋藍、野左根航汰、羽田太河は転倒

第13戦インドGP決勝レース(周回数12ラップ)は24日、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われ、2番グリッドのペドロ・アコスタがスタートからレースの主導権を握り、前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに続き2戦連続6勝目を挙げた。

気温34度、路面温度40度のドライコンディションの中、スタート直後の1コーナーで多重クラッシュが発生。9番グリッドのソムキアット・チャントラ、10番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、11番グリッドのマルコス・ラミレス、14番グリッドのジェリミー・アルコバ、19番グリッドの羽田太河が転倒したことから赤旗が提示され、周回数が18ラップから12ラップに短縮。

ヴィエッティはグリッドに並ぶことができず、クリックスタートでリスタートすると、チャントラはスタート直ぐに技術的問題でリタイア。アルコバはロングラップペナルティが科せられたが、走行枠を超えたことから、再度ロングラップペナルティを消化しなければいけなかったが、そこで転倒してリタイア。

20番グリッドのアロン・カネトは、1ラップ目の4コーナーでイン側から12番グリッドのサム・ロウズを追い越そうとして接触。アウト側に位置していた15番グリッドの小椋藍が巻き込まれるように転倒。カネトはリタイア。ロウズと小椋は最後まで走って19位と21位。

ポールポジションのジェイク・ディクソンは、3ラップ目の4コーナーで6番グリッドのアロンソ・ロペスと接触転倒。ディクソンはレースに復帰したが4ラップ目の12コーナーで再度転倒。ロペスは22位。

転倒が相次いだ中、7番グリッドのトニー・アルボリーノは、ペドロ・アコスタを追走して3.543秒差の2位。6戦ぶり7度目の表彰台を獲得すれば、8番グリッドのジョー・ロバーツは、最終ラップに逆転して6.506秒差の3位に入り、今季初表彰台。

3番グリッドのセルジオ・ガルシアは自己最高位タイの4位。16番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは自己最高位タイの5位。

4番グリッドのゾンタ・ファン・デン・グールベルクは、参戦31戦目で初めてのポイント圏内となる6位。5番グリッドのダーリン・ビンダー、13番グリッドのバーリー・バルトゥス、11番グリッドのマルコス・ラミレス、17番グリッドのフィリップ・サラッチがトップ10入り。21番グリッドのフェルミン・アルデグエは12位。

羽田は3ラップ遅れの23位。24番グリッドの野左根航汰は17位争い中の最終ラップ13コーナーで転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのペドロ・アコスタは25ポイントを加算。総合2位トニー・アルボリーノは20ポイントを稼いだが、34ポイント差から39ポイント差にギャップが広がった。

RESULTS

 

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