ジャウメ・マシアが2勝目で総合2位浮上

日本GP前に初開催地のインドで鳥羽海渡&佐々木歩夢が表彰台、ダニエル・オルガド4位

第13戦インドGP決勝レース(周回数16ラップ)は24日、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションのジャウメ・マシアがホールショットを決めたレースをリード。安定したリズムを刻んで、第8戦TTアッセンに続き、今季2勝目を挙げた。

気温33度、路面温度42度のドライコンディションの中、5番グリッドの鳥羽海渡は、序盤からトップ2を追走すると、終盤に三つ巴のバトルを繰り広げ、最終ラップに逆転。5.477秒の2位に入り、昨年3月の開幕戦カタールGP以来32戦ぶり5度目の表彰台を獲得。

ホンダのワンツーフィニッシュは、2020年9月の第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP(ジョン・マックフィー優勝/小椋藍2位)以来59戦ぶり。

3番グリッドの佐々木歩夢は、2番手走行中の最終ラップ12コーナーでチームメイト、9番グリッドのコリン・ベイヤーと接触したことから3番手に後退して、5.784秒差の3位。コリン・ベイヤーは転倒。佐々木はクラス最多となる3戦ぶり7度目の表彰台を獲得。

日本人ライダーたちのダブルポディウムは、昨年8月の第13戦オーストリアGP(佐々木歩夢優勝/鈴木竜生2位)以来20戦ぶり。

18番グリッドのダニエル・オルガドは8.117秒差の4位。17番グリッドのダビド・アロンソ、14番グリッドのダビド・ムニョス、13番グリッドのリッカルド・ロッシ、12番グリッドのイバン・オルトラ、7番グリッドのステファノ・ネパ、16番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダがトップ10入り。

6番グリッドのディオゴ・モレイラは、トラックリミットによるロングラップペナルティが科せられて13位。ペナルティにより最後尾の28番グリッドからスタートしたデニス・オンジュは、2ラップ目にロングラップペナルティを消化して27番手に後退したが、14位まで挽回。11番グリッドの山中琉聖は15位。23番グリッドのマリオ・アジは18位。

2番グリッドのマッテオ・ベルテッレは、3番手走行中の4ラップ目の1コーナーで転倒。8番グリッドの古里太陽は、10番手走行中の10ラップ目4コーナーで転倒。27番グリッドの鈴木竜生は、16番手走行中の11ラップ目12コーナーで前を走っていた4番グリッドのスコット・オグデンが転倒したことから、横転したバイクを避けることができずに激突転倒した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのダニエル・オルガドは13ポイントを加算。総合3位ジャウメ・マシアは25ポイントを稼ぎ、12ポイント差を挽回したが、優勝数で総合2位。

総合2位佐々木歩夢は、4ポイント差から1ポイント差に接近。総合5位ダビド・アロンソは23ポイント差の総合4位に浮上すれば、総合4位デニス・オンジュは28ポイント差の総合5位に後退した。

RESULTS

 

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