「後ろに留まることが最善策だと思っていたけど、状況判断を誤ったかもしれない」

2年連続してタイトル争いを繰り広げた本来の走りを取り戻し始めたホルヘ・マルティンが第2戦ブラジルGPに続き、第3戦アメリカGPでも連続表彰台を獲得

アプリリア・レーシングホルヘ・マルティンは、第3戦アメリカGPグランプリレースで3列目7番グリッドから1ラップ目3番手に浮上。14ラップ目にペドロ・アコスタを追い越して、1.5秒差のマルコ・ベッツェッキを追走。

17ラップ目には0.8秒差まで接近したが、最後は2.036秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、前戦ブラジルGPに続き2戦連続の2位、2戦連続のダブルポディウムを獲得した。

Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States

「本当に感謝。辛い時期を経験するということがどういうことか、よく分かっているから。だからこそ、今この瞬間をとても大切に、心から楽しんでいる。これから何が起こるかは誰にも分からないから。オースティンに来る前から、バイクは最高だと感じていた。自分のパフォーマンスに大満足。マルコを限界まで追い詰めようとトライした。レース中、ペドロとマルコの後ろに留まることが最善策だと思っていたけど、少し状況判断を誤ったかもしれない。」

「フロントタイヤが少しオーバーヒートしてしまい、もうどうすることもできなかった。最後までマルコにプレッシャーをかけ続けたけど、彼の方が速かった。今日の彼はまさに無敵。別次元の走りだった。僕はいつも通り、決して諦めなかった。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States

「木曜日に到着したとき、こんな週末になるとは予想もしていなかった。チームの期待値を下げたかった。私はまだ勝つ準備ができていなかったから。勝つためには、多くの要素が上手く嚙み合わないといけない。」

「前戦ブラジルのスプリントから連続表彰台は信じられない。2024年を思い出すけど、前からスタートすることが決定的だから、予選の改善が必要なのは明らか。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
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マルコ・ベッツェッキとペドロ・アコスタの接触

「2台ともコースアウトしそうだったのを見て、イン側に入った。コーナー出口で2台とも追い抜こうと思ったけど、接触しそうだったので、スロットルを少し緩めた。もし何らかの理由で彼らが転倒していたら、直ぐ後ろから追い上げていたので、非常に危険な状況になっていただろう。それからまた別の瞬間が訪れた。ちょうどペドロの後ろを走っていた時、フロントタイヤが限界に達しそうになった。でも、神のおかげで何とか持ちこたえた。何とかレースを続けることができ、それ以降は1コーナーで少し慎重に走るようになった。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
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ティソ・スプリントで優勝の鍵となったミディアムタイヤ

「アドバンテージにはならなかった。今日は全員が同じ手札を持っていたと思う。レース序盤、ブレーキング時のバイクの挙動を把握していたので、そこが自分の強みだと思うけど、なぜマルコとペドロの後ろに留まろうとしたのか、自分でも分からない。おそらくそれが後になって代償を払うことになってしまったのかもしれない。アタックしようとした時、自分には何のアドバンテージもないことに気づいた。フロントタイヤの空気圧が上がったことが原因で危うく転びそうになった。」

Jorge Martin, Marco Bezzecchi, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
Jorge Martin, Marco Bezzecchi, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States

マルコ・ベッツェッキへの挑戦

「ペドロに何かあって、ポジションを譲ってくれたので、昨日の戦略を試してみたけど、マルコはミスを犯さなかった。彼を打ち負かすのは至難の業。それでも、何とか彼に追いつくことができたけど、左腕は限界だった。残り2ラップまで持ち堪えたけど、もうブレーキをかける力も残っていなかった。」

Marco Bezzecchi, Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
Marco Bezzecchi, Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States

フィジカルコンディション

「正直、もっと酷い状態になると思っていた。金曜日は体力の温存に努め、土曜日は信じられないほどに調子が良かったけど、勝った後の転倒で右手に痛みが出てしまった。僕には優秀な理学療法士がいて、回復に集中している。より強くなって戻れるように努めている。とはいえ、今日は限界まで攻めすぎて、最後は左腕が完全にダメになってしまい、諦めざるを得なかった。12コーナーではブレーキができなくなり、ペースを落とした。マルコは素晴らしい走りを見せていたから、僕にできることは他に何もなかった。ただゴールラインにたどり着くことだけを考えた。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States

「骨はおそらく治ったと思うけど、特に左手首の力がまだ足りない。あまり力がない。10ラップを走る分には問題がないけど、その後は、手首の力が弱いから、肩に負担がかかってしまう。いつも言うように、人間の身体は完璧に設計されているので、何かが欠けていると、他の部分に影響が出てしまう。これから数日間休養を取ることが重要。ヘレスは右回りだから、おそらく負担は少ないだろう。」

パルクフェルメで祈りを捧げる行為

「本当に感謝している。家族全員がカメラの無効で祈ってくれて、僕がトップに立てるようにとチョコレートも口にしない。天国にいる祖父もいつも僕を応援し、力を与えてくれる。これは彼への感謝の気持ちを表す手段。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Red Bull Grand Prix of the United States
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ティソ・スプリントで2024年11月の第19戦マレーシアGP以来、511日ぶりに優勝、最多17勝目、32度目となる最多表彰台を獲得した28歳のスペイン人ライダー、ホルヘ・マルティンはタイトルを獲得した2024年11月の最終戦ソリダリティGP以来ポイントリーダーに浮上。グランプリレースで20ポイントを加算したが、4ポイント差の総合2位に後退した。

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