「別れても、いつも一緒!」

本田技研、HRC、レプソル・ホンダ・チームとの関係を唯一無二と表現

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、ホンダ・レーシングから契約満了を1年前倒し、2023年シーズン末に終了すると発表された後、自身が運営するソーシャルメディアを投稿し、2013年から所属する本田技研、HRC、レプソル・ホンダ・チームに感謝の言葉を表明した。

「僕たちは6回のワールドチャンピオンシップ、5回のトリプルクラウン、59回の勝利、101回の表彰台、64回のポールポジションという忘れられない瞬間を共有してきた。笑い、泣き、喜び、困難な瞬間もあったけど、最も大切なのは、唯一無二の関係。」

「別れても、いつも一緒!」

さらに、別の投稿では、個人宛のメッセージを投稿。「僕がチームのメンバーの1人に送った、このメッセージをみんなと共有したい。」

「これは僕のキャリアで最も難しい決断。心ではなく、頭と勇気によって、導かれたもの。僕の心のチームは、常に君たちであり、僕をサポートしてくれ、そして、これからもサポートしてくれる人たち。だけど、1つだけハッキリしていることは、もう一度、世界最高のライダーになるためにトライしたいということ。そのためには、バイクの上で楽しむ必要がある。」

「僕に勧めてくれた本の中で、登山家が言っていた理論を使用した。エベレストに3日間で登ることができるのに、なぜ5日間で登るのか?理論的には、3日間で登る方がはるかに危険だし、自分自身をさらけ出し、達成できないかもしれないけど、やってみなければ決して分からない。」

「いつも僕にそう言い聞かせてくれたし、僕自身もそうやって実行してきた。本能に従え。正確と勇気では、誰も君に勝る人はない、と。」

「ついに、心から話をするときが来た。誰もが知っているように、僕たちの関係は非常に特別。だからこそ、僕たちの道が再び交わることを願う。残り6戦を楽しもう。」

この投稿で、強力な絆で結ばれていたクルーのメンバーたちとの別れ、そして、新天地に1人で旅出すことを示唆した。

 

『いつでも、どこでも、観たいとき』に動画の視聴が可能な『ビデオパス&タイミングパス』なら、第14戦日本GPの決勝レースをオンデマンドで配信

 

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録