『MotoGP™ eSport』~元王者が王冠奪回に向けて総合1位堅守

ファイナルラウンドは11月11日、世界的ゲームフェスティバル『ユビート』から生中継配信

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、世界で最も歴史のあるレーシングゲームを開発するイタリアのビデオゲームメーカー『Milestone(マイルストーン)』と共同開発した『MotoGP™23』を使用するエレクトロニックスポーツのチャンピオンシップ『MotoGP™ eSport Championship (イースポーツ)』を開催。

開催7年目のチャンピオンを決定する『Global Series(グローバルシリーズ)』の第3ラウンドを10月6日にオンラインで開催し、開催元年の2017年、2018年、2021年にチャンピオンを獲得し、昨年総合5位だったモンスターエナジー・ヤマハに所属する『Trast73』がポイントリーダーの座を維持した。

スプリント

舞台はポルティマオ・サーキット。周回数3ラップ。総合3位に進出するレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングの『Jack Hammer4658』はポールポジションから優勝を挙げれば、LCR・ホンダ・カストロールの『Cristianmm_17』は3番グリッドから最終ラップに1人を抜いて0.968秒差の2位。『Trast73』は4番グリッドから1.135秒差の3位。

レース5

舞台はオーストラリアGPの開催地フィリップアイランド・サーキット。周回数8ラップ。現実のレースが再現されるように激しいバトルを繰り広げられ、『Jack Hammer4658』はポールポジションから2ラップ目に6番手まで後退したが、最終ラップに1人を抜いて2番手に浮上すると、最後のストレートでスリップストリームを利用して写真判定の結果、逆転に成功。『Trast73』は2番グリッドから終始レースをリードしたが、0.000秒差の2位。スプリントで最終ラップに追突転倒で8位だったレプソル・ホンダ・チームの『adriaan_26』は4番グリッドから0.834秒差の3位。

レース6

タイGPの開催地チャーン・インターナショナル・サーキットが舞台。周回数8ラップ。途中から雨が降り始め、初めてバイクを交換するフラッグ・トゥ・フラッグとなったが、レース5で4位だった『Cristianmm_17』はポールポジションから優勝。『adriaan_26』は2番グリッドから3.347秒差の2位に入り、スペイン出身の兄弟プレイヤーが今季2度目のワンツーフィニッシュを達成。

Trast73』は4番グリッドから3.807秒差の3位。スプリントとレース5で連続優勝を挙げた『Jack Hammer4658』は、優勝争い中の最終ラップに転倒を喫して5位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーの『Trast73』は優勝を逃したが、確実に表彰台を獲得。総合2位『adriaan_26』に対して、アドバンテージを1ポイント差から6ポイント差に広げ、痛恨の転倒でポイントリーダーに飛び出す機会を失った総合3位『Jack Hammer4658』は16ポイント差から11ポイント差、総合4位『Cristianmm_17』は26ポイント差から22ポイント差に接近した。

ファイナルラウンド

5週間後の11月11日に、スペイン・バルセロナ市内で開催される世界的ゲームフェスティバル『Ubeat(ユビート)』の中でシーズン最後のラウンドが実施され、チャンピオンを決定する。

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