第16戦オーストラリアGPの決勝レース(周回数23ラップ)は22日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で今季5度目の転倒を喫した8番グリッドのトニー・アルボリーノが第2戦アルゼンチンGP、第5戦フランスGPに続き今季2勝目を挙げた。
気温13度、路面温度15度のウェットコンディションの中、9ラップ目に入った直後に気象状況(強風)が原因で赤旗が提示され中断され、レースディレクションは最終的にリスタートしないことを決断。通常の半分のポイントが提供されることになり、赤旗が提示された時点でトップを走っていたアルボリーノが11戦ぶりに優勝。
2番グリッドのアロン・カネトは15.088秒差の2位。2戦連続5度目の2位を獲得すれば、ポールポジションのフェルミン・アルデグエは15.614秒差の3位に入り、2戦連続3度目の表彰台を獲得。
19番グリッドのジェリミー・アルコバ、4番グリッドのジョー・ロバーツ、23番グリッドのイサン・グエバラ、16番グリッドのソムキアット・チャントラが続き、22番グリッドのボ・ベンスナイダーは8位。
5番グリッドのペドロ・アコスタは、サイティングラップの4コーナーで転倒したことが原因で最後尾グリッドからスタートしたが、35.380秒差の9位まで挽回。11番グリッドのマルコス・ラミレスは10位。
26番グリッドの羽田太河は自己最高位の11位。10番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは13位。20番グリッドの小椋藍は15位。25番グリッドの野左根航汰は16位。
3番グリッドのアロンソ・ロペスは1番手走行中の1ラップ目4コーナーで転倒。
7番グリッドのセルジオ・ガルシアはトップ走行中の4ラップ目8コーナーで転倒。直後に3番手を走行していた18番グリッドのフィリップ・サラッチも転倒。
12番グリッドのサム・ロウズは2番手に浮上した直後の4ラップ目10コーナーで転倒。6番グリッドのジェイク・ディクソンは2番手に浮上した直後の5ラップ目2コーナーで転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのペドロ・アコスタは3.5ポイントを加算。総合2位トニー・アルボリーノは65ポイント差から56ポイント差に接近した。
RESULTS
Two quick lead changes and more mayhem! 🤯@AlonsoLopez_21 crashes out of the lead 💥
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 22, 2023
And @garciadols11 is up in first now! 🔝#AustralianGP 🇦🇺 pic.twitter.com/ZHYDypZSmF
💪 @TonyArbolino LEADS!@garciadols11 and @FilipSalac12 are both out! 💥😱#AustralianGP 🇦🇺 pic.twitter.com/H6fXKlAbHL
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 22, 2023
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