デニス・オンジュが最終ラップに逆転V

18人が完走、9人がリタイアした中、佐々木歩夢2位、古里太陽7位、ジャウメ・マシア8位

第16戦オーストラリアGP決勝レース(周回数21ラップ)は22日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、7番グリッドのデニス・オンジュが最終ラップに逆転。第7戦ドイツGP、第10戦オーストリアGPに続き、今季3勝目を挙げた。

気温13度、路面温度14度のウェットコンディションの中、ポールポジションの佐々木歩夢は0.407秒差の2位。今季9度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのジョエル・ケルソは4.392秒差の3位に入り、36戦目となったホームレースで初表彰台を獲得。軽量級のオーストラリア人としては、2014年11月の最終戦バレンシアGPで優勝を挙げたジャック・ミラー以来9年ぶり。

6番グリッドのコリン・ベイヤーは23.062秒差の4位。2戦連続3度目の4位に進出すれば、9番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは、トップ走行中の16ラップ目11コーナーで転倒を喫した後にレースに戻って自己最高位タイの5位。17番グリッドのリッカルド・ロッシは6位。

20番グリッドの古里太陽は32.236秒差の7位でチェッカーフラッグを受け、2戦連続の自己最高位を獲得。

ウォームアップ走行で1番手に進出した13番グリッドのジャウメ・マシアは32.923秒差の8位。5番グリッドのマッテオ・ベルテッレは、サイティングラップの10コーナーで転倒を喫したが9位。24番グリッドのロレンソォ・フェロンは自己最高位の10位。3番グリッドのステファノ・ネパは12位。

11番グリッドのダニエル・オルガドは、サイティングラップの4コーナーで転倒を喫したが13位。16番グリッドの山中琉聖は15位。プラクティス2の低速走行が原因でグリッド降格とロングラップペナルティが科せられて25番グリッドからのスタートとなった鳥羽海渡は17位。

4番グリッドのディオゴ・モレイラは、サイティングラップの2コーナーで転倒を喫し、ピットレーンからスタートしたが6ラップ目にリタイア。8番グリッドのダビド・アロンソは、2ラップ目の4コーナーで転倒を喫した後11ラップ目にリタイア。12番グリッドのイバン・オルトラは、7番手走行中の9ラップ目4コーナーで転倒。

ウォームアップ走行で今季11度目の転倒を喫し、他車との接触が原因でダブルロングラップペナルティが科せられた14番グリッドのダビド・ムニョスは、ペナルティを消化して7番手まで挽回したが10ラップ目の11コーナーで転倒。23番グリッドのマリオ・アジは、6番手走行中の12ラップ目8コーナーで転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのジャウメ・マシアは8ポイントを加算。総合2位佐々木歩夢は16ポイント差から4ポイント差に接近すれば、総合3位ダニエル・オルガドは17ポイント差から22ポイント差。総合4位ダビド・アロンソは29ポイント差から37ポイント差。総合5位デニス・オンジュは54ポイント差から37ポイント差に接近した。

RESULTS

 

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