『#ThaiGP』~緊張高まるタイトル争い

ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアに総合2位ホルヘ・マルティン、総合3位マルコ・ベツェッキが挑戦

第17戦タイGPは今週末、チャーン・インターナショナル・サーキットで10月27日(金)にプラクティス、28日(土)に公式予選と『Tissot Sprint(ティソ・スプリント)』、29日(日)に決勝レースを開催。

強風の影響を受け、スケジュールの変更を強いられた前戦オーストラリアGPで、ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは2位、3戦連続11度目の表彰台を獲得して、20ポイントを加算。昨年3番グリッドから3位を獲得した当地で、1戦での逆転が不可能な38ポイント差以上のアドバンテージを追求。

27ポイント差

今季3度目のポールポジションからレースの主導権を握った総合2位ホルヘ・マルティンだったが、周囲のアドバイスよりも自身のフィーリングを優先して選択したリアのソフトタイヤが裏目に出てしまい、最終ラップに逆転を許したことから、18ポイント差から27ポイント差に拡大。昨年2番グリッドから9位だった右回りトラックで際立つスピードを武器に、フランチェスコ・バグナイアに挑戦する。

73ポイント差

ポイントリーダーから73ポイント差、総合2位から46ポイント差に引き離され、逆転するには、最低でも2戦が必要となった総合3位マルコ・ベツェッキにとっては、昨年初めてポールポジションを獲得した舞台で、逆転という可能性を模索する。

伏兵たちの存在

トップ3がタイトル争いを展開する一方で、フィリップアイランドでKTMに唯一対抗した総合4位ブラッド・ビンダーは決勝レースでの今季初優勝を求め、プレミアクラス初優勝を挙げた総合5位ヨハン・ザルコは重圧から解放され、2勝目を狙いに行き、初表彰台を獲得した総合12位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは、来季の残留に向けて存在感と競争力をアピールしたいところ。

安定した天候が予報されているが、もし雨が降れば、昨年レインマスターの称号が与えられた総合14位ミゲール・オリベイラ、2位を獲得した総合9位ジャック・ミラー、第14戦日本GPで表彰台を獲得した総合16位マルク・マルケスらがトップ3のタイトル争いに影響を与える存在になるかもしれない。

ヨハン・ザルコの初優勝で刺激を受けるのは、総合8位ルカ・マリーニと総合11位アレックス・マルケス。負傷からの回復具合に影響を受けるが、虎視眈々と初優勝を狙う。

タイトル争い

チーム部門は、残り4戦264ポイントのタイトル争いにおいて、数字上はトップ5がタイトルを獲得する可能性があるが、現状は、ドゥカティの3チームが争う展開。ホルヘ・マルティンとヨハン・ザルコを擁するプリマ・プラマック・レーシングは、参戦2年目ながら総合2位に進出するムーニー・VR46・レーシング・チームに63ポイント差から85ポイント差にアドバンテージを拡大。3年連続のタイトル獲得を狙うドゥカティ・レノボ・チームは108ポイント差。

インディペンデントでは、ライダー部門でホルヘ・マルティン、チーム部門でプリマ・プラマック・レーシングが総合1位に進出。

年間の予選最速者を決定する『BMW M Award』は、フランチェスコ・バグナイアが16ポイントを加算。100ポイントのタイトル争いにおいて、ホルヘ・マルティンが25ポイントを稼ぎ、総合3位から2位に浮上したが、2人のポイント差は91。今週末の結果次第では、バグナイアが2連覇を達成。

ポールポジションの獲得数を争う『Pole to Poles』は、6回のポールポジションを獲得したフランチェスコ・バグナイアに3回のマルコ・ベツェッキホルヘ・マルティンが追う展開。バグナイアが7回目のポールポジションを獲得すれば、その時点でタイトル争いに決着がつく。

Moto2™

ポイントリーダーのペドロ・アコスタは、サイティングラップで転倒を喫して、最後尾グリッドからのスタートを強いられたが、9位まで挽回。総合2位トニー・アルボリーノが今季3勝目を挙げたが、赤旗中断で、通常の半分しかポイントが与えられなかったことから、2人のギャップは、65ポイント差から56ポイント差しか縮まらず、今週末の結果次第では、タイトル争いに終止符が打たれるかもしれない。

ペドロ・アコスタがタイトルを獲得するには、トニー・アルボリーノに対して、アドバンテージを75ポイント差以上に拡大することが条件。つまり、アコスタが2位以内に進出して、20ポイント以上を加算させ、アルボリーノが1ポイントも稼ぐことができなければ、2週間後の第17戦マレーシアGPを待たずに、タイトル争いに決着がつく。

昨年はトニー・アルボリーノが2番グリッドから優勝。ペドロ・アコスタは4番グリッドから16位だった。

2人続く週末の主役は、地元出身の総合5位ソムキアット・チャントラと前戦でプラクティス1から公式予選まで連続して1番時計を刻んだ総合8位フェルミン・アルデグエの2人。第14戦日本GP、第9戦イギリスGPに続き今季2勝目を狙う。

Moto3™

第14戦日本GPで初めてポイントリーダーに飛び出したジャウメ・マシアは、第16戦オーストラリアGPで8位。8ポイントを加算した一方で総合2位佐々木歩夢は、今季9度目の表彰台となる2位を獲得して、16ポイント差から4ポイント差に接近。今週末は昨年3番グリッドから2位を獲得したトラックでポイントリーダーを目指す。

総合3位ダニエル・オルガドと総合4位ダビド・アロンソは転倒が影響して、22ポイント差と37ポイント差にギャップが広がったが、総合5位デニス・オンジュは最終ラップの逆転で今季3勝目を挙げ、54ポイント差から37ポイント差に接近。タイトル獲得の可能性を引き寄せたが、総合6位イバン・オルトラと総合7位ディオゴ・モレイラは転倒により、65ポイント差と89ポイント差に広がったことから、数字上では可能性が残されているが、逆転が困難な状況となった。

天気予報

水曜日の時点で、週末の降水確率は30%以下。最高気温は32度、最低気温は25度。週末を通じて安定した天候が予報されている。

 

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