レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのブラッド・ビンダーは、第17戦タイGPの決勝レースで今季4度目の表彰台、プレミアクラスに昇格した2020年から9度目、チャンピオンシップにレギュラー参戦を開始した2012年から通算44度目の表彰台を獲得。
プレミアクラスにおいて、F1世界選手権にも参戦した経験を持つパディ・ドライバーが1958年から1965年までの8年間で獲得した8度の表彰台を上回り、南アフリカ史上最多の獲得を記録した。
ブラッド・ビンダーは、デビューから3戦目となった2020年8月の第4戦チェコGPで南アフリカ史上4人目(エディ・グラント、パディ・ドライバー、コーク・バリント)に次ぐ表彰台を獲得。同時に、南アフリカ以上初となるプレミアクラス優勝を達成。
南アフリカ出身者で、チャンピオンシップ最多勝利と最多表彰台を記録したのは、2018年に殿堂入りを果たしたレジェンド、コーク・バリントン。1976年から1982年まで7年間で通算31勝を含む46度の表彰台を獲得したことから、ブラッド・ビンダーは、歴史的な表彰台獲得記録まで、あと2つに接近した。
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