第１９戦カタールＧＰのプラクティス（６０分間）は１７日、ルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、週末最初のセッション、フリープラクティス１で４番手に進出したラウール・フェルナンデェスが２０ラップを周回して初めてトップタイムをマーク。プレミアクラス３６戦目で初めて１番手に進出した。

存在感を示す２番時計

気温２４度、路面温度２８度のドライコンディションの中、来季の去就に注目が集まる中、フリープラクティス１で８番手だったファビオ・ディ・ジャンアントニオは、１８ラップを周回して０.０４９秒差の２番手。来季新天地に移籍する可能性が高まる中、フリープラクティス１で６番手に進出したルカ・マリーニは、最多２６ラップを周回して０.２５１秒差の６番手を維持。

#PECCOvsMARTIN

第１４戦日本ＧＰから６戦連続の１番手発進を決めたホルヘ・マルティンは、２１ラップを周回して０.３５２秒差の７番手。フリープラクティス１で３番手に進出したフランチェスコ・バグナイアは、１９ラップを周回して０.３５９秒差の８番手。タイトル候補２人のタイム差は０.００７秒差。

ドゥカティ４台が公式予選２逃す

前戦のティソ・スプリントで今季２勝目を挙げたフリープラクティス１で１６番手のアレックス・マルケスは０.７１８秒差の１２番手。前戦でタイトル争いから脱落したが、自己最高位の総合３位を目指すフリープラクティス１で１８番手のマルコ・ベツェッキは０.８６１秒差の１５番手。フリープラクティス１で２番手発進を決めたヨハン・ザルコは、９ラップ目の１４コーナーで今季１５度目の転倒を喫して０.９３５秒差の１６番手。

前戦で今季初優勝を挙げ、プレミアクラスで初優勝を挙げた当地に戻って来たフリープラクティス１で１７番手のエネア・バスティアニーニは１.０９４秒差の１８番手。

ＫＴＭ２台が公式予選２確保

総合３位の可能性を追求するフリープラクティス１で１０番手だったブラッド・ビンダーは、２０ラップを周回して０.１１２秒差の４番手に浮上。フリープラクティス１で１４番手のアウグスト・フェルナンデェスは０.４４６秒差の９番手。

フリープラクティス１で１３番手のジャック・ミラーは、８ラップ目の１４コーナーと１８ラップ目の７コーナーで連続転倒を喫して０.４９４秒差の１１番手。０.０１４秒差で公式予選２への直接進出を逃せば、フリープラクティス１で９番手のポル・エスパルガロは、１５ラップ目の１６コーナーで今季１４度目の転倒を喫して０.８５３秒差の１４番手。

アプリリア３台がトップ５入り

フリープラクティス１で１２番手のマーベリック・ビニャーレスは、１９ラップ目に２０２１年に樹立されたオールタイムラップレコード（１分５２秒７７２）を０.１２０秒更新する最速時計を記録したが、黄旗が提示されていたことからラップがキャンセルされ、０.０９３秒差の３番手にジャンプアップ。フリープラクティス１で７番手のアレイシ・エスパルガロは０.１９０秒差の５番手。フリープラクティス１で１５番手のミゲール・オリベイラは１９番手。

厳しい週末になることを覚悟し、最初のセッションで２０番手だったマルク・マルケスは、２０ラップを周回して０.４８０秒差の１０番手に浮上。スリップストリームを利用して公式予選２への進出を確保すれば、フリープラクティス１で１９番手のジョアン・ミルは１.０７８秒差の１１番手。フリープラクティス１で２１番手のイケル・レクオナは１.４１１秒差の２０番手。フリープラクティス１で２２番手の中上貴晶は、２２ラップを周回して１.５９８秒差の最後尾２２番手。

フリープラクティス１で５番手のフランコ・モルビデリは０.７２１秒差の１３番手。フリープラクティス１で１１番手のファビオ・クアルタラロは、１０番時計を刻んだが、黄旗が提示された周回だったことからラップがキャンセルされて１.４１７秒差の２１番手だった。

RESULTS

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