プレミアクラスは、明日28日に最終戦バレンシアGPが開催されたサーキット・リカルド・トルモで、来季2024年シーズンが開幕。最初のイベントとなるオフィシャルテストを実施する。
各ファクトリーは、テストチームが開発作業の取り組んできた2024年型のプロトタイプマシンを投入。同時に、来季から少なくても40%の非化石バイオ燃料の使用が始まることから、データとライダーからのフィードバックを収集。
テストデビュー
来季新天地に移籍するライダーたちにとっては、テストデビューの機会となり、マルク・マルケスはグレシーニ・レーシングからドゥカティ機、ヨハン・ザルコはLCR・ホンダ・カストロールからホンダ機、フランコ・モルビデリはプリマ・プラマック・レーシングからドゥカティ機、アレックス・リンスはモンスターエナジー・ヤマハからヤマハ機を初試乗。
中量級王者ペドロ・アコスタは、ガスガス・ファクトリー・レーシング・テック3からKTM機を初めて駆ける。
タイムスケジュール
現地時間10時00分から17時00分、日本時間18時00分から24時00分まで。13時00分からは1時間のランチタイム。
ライブ配信
オフィシャルウェブでは、セッションスタート5分前からライブ配信。ライブタイミングによるトラック計測も同時配信。テスト終了後には、ハイライトとインタビューの動画も提供。
プライベートテスト
中量級と軽量級は27日に当地でプライベートテストを実施。来季参戦を計画するチームとライダーは、オフィシャルフューエルサプライヤーのペトロナスから供給される、少なくても40%の非化石バイオ燃料を配合した『PETRONAS Primax Pro-Race M2』を初めて試す。
セッションは10時00分から17時00分。クラス別に各3度(60分/65分/60分)実施され、ライブタイミングによりトラック計測を配信。
気象状況
26日の時点で、27日、28日とも最高気温20度、最低気温13度のドライコンディション。27日が強風が予報されている。