プルタミナ・エンデューロ・VR46は24日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ近郊のイタリア・リッチョーネ市内で活動10年目のシーズンに向けて、チーム発表会を開催。プレミアクラスで3年連続の起用となるマルコ・ベツェッキと新加入のファビオ・ディ・ジャンアントニオが今季から3年間、タイトルスポンサーとして支援を受けるインドネシアの国営石油ガス会社プルタミナのオイルブランド、プルタミナ・エンデューロの企業カラーとチームカラーが反映したドゥカティ機『Desmosedici GP23(デスモセディチGP23)』のカラーリングを初披露した。
発表会には、チームオーナーのバレンティーノ・ロッシ、チームディレクターのウーチョことアレッシオ・サルッチ、チームマネージャーのパブロ・ニエト、プルタミナ・ルーブリカンツの代表取締役社長ウェリー・プライヨギ、デザイナーのアルド・ドゥルディが出席。
マルコ・ベツェッキ
「プレミアクラス3年目。プルタミナ・エンデューロ・VR46で昨年までと同じクルーと共にドゥカティ機を走らせることが嬉しい。2023年と似たようなこと、つまり、競争的になり、安定して、表彰台を獲得し、グッドなレースがしたい。『MotoGP™』では、全く見たことのない、全く異なる新しいカラーリングがとても気に入っている。多くの強力なライダーとバイクが揃う最高のレベルの中で激しく争われるチャンピオンシップになるだろう。僕たちにできることは2つ。それは楽しむこと。そして、主役の1人になることだ。」
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「本当にエキサイティングだ。待ち切れない。僕にとって、プルタミナ・エンデューロ・VR46での1年目。バレンシアのテストで出会ったときに、シーズンに使用するドゥカティのパッケージを試してみると、直ぐに好感触を得た。僕たちの野心を達成するための大きな可能性がある。バイクのカラーリングはクレイジー。トラック内外で際立つ。この蛍光イエローに身を包むことは、僕にとって大きな名誉であり、ラインナップ、ライダー、バイクに関しては大きな変更であることから、興味深いスタートとなるだろう。全員が落ち着かなければいけないけど、素晴らしいショーとなるだろう。」
バレンティーノ・ロッシ
「プロジェクトに取り組み始めてから、10年があっという間に経ちました。当初は『MotoGP™』に参戦することが本当の目標ではないと思っていましたが、ウーチョを含め周囲の人たちから多くのプッシュを受けました。最初からものごとは順調に運び、昨年はファンタスティックな忘れられない年となり、レベルが上がりました。アルゼンチンでの初優勝は、集団としての夢の実現を意味します。2024年は新たなパートナー、マルコ・ベツェッキ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、最高レベルのテクニカルパッケージを含め、多くの新しいことに期待します。」
「プルタミナ・エンデューロとのパートナーシップを大変嬉しく思います。インドネシアのファンは、私に対して常に大きな愛情と敬意を払ってくれました。マルコとファビオは新たなペアですが、非常に速いライダーであり、ナイスガイです。長い冬でしたが、マレーシアとシーズンスタートのカタールで彼らが走る姿が待ち切れません。」
プルタミナ・エンデューロ・VR46は、2月6日からペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催される今年最初のオフィシャルテストに参加。3月8日から10日にルサイル・インターナショナル・サーキットで開催される開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。
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— Pertamina Enduro VR46 Racing Team (@VR46RacingTeam) January 24, 2024
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