チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは20日、2015年から『MotoGP™』のオフィシャルロジスティクスパートナーであるドイツの運送会社『DHL』との間で、パートナーシップを拡大することで合意。
持続可能性と電動モビリティを提唱するために団結すると共に、『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』のロジスティクスパートナーに関しても、複数年にわたる提携を締結したと発表。『DHL』と『MotoE™』が協力し、『e-mobility(エレクトロモビリティ)』の進歩に重点を置き、持続可能性を促進する。
『MotoE™』は、今週末にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェでシーズンが開幕。欧州各地で全8戦16レースの開催が計画され、象徴的な『DHL』のレッドとイエローのロゴがドゥカティ機の電動二輪車に貼られ、トラックサイドに広告看板が設置される。
『DHL』の広範なモータースポーツ経験は、40年以上に及び、『Formula 1®』、『Formula E』、『WEC』など積極的な取り組みと注目すべきパートナーシップによって特徴づけられ、2050年までにネットゼロエミッションを達成するという持続可能な目標を設定する『DHL Group』の傘下にあり、目標達成に向けて、2030年までに70億ヨーロ(約1兆1508億円)を投資して、クリーンで気候に影響を与えない物流を促進する予定。