オフィシャルテスト~マルコ・ベッツェッキが総合1番手で締め括る

来週末の開幕戦を前に参戦2年目の小椋藍が自己ベストを大幅に更新して総合2番手に躍進、3度目の転倒を喫したマルク・マルケスは総合3番手

プレミアクラスは、2月22日に開幕戦タイGPの開催地チャーン・インターナショナル・サーキットオフィシャルテスト2日目を実施。初日総合4番手だったマルコ・ベッツェッキが1年前の公式予選2で記録されたポールポジションタイム(1分28秒782)と2024年に樹立されたオールタイムラップレコード(1分28秒700)を非公式ながら更新する1分28秒668の1番時計を記録。プレシーズン最後、シーズン直前のオフィシャルテストで総合1番手に進出した。

アプリリア

誰よりも早く1日目の1番時計を更新したマルコ・ベッツェッキは午前のセッションで35ラップ、午後のセッションで30ラップ、計65ラップを周回。セッション終了前にタイムアタックにトライすると、1分28秒台を2回連続して叩き出し、総合1番手でプレシーズンの全日程を締め括った。

Ai Ogura, Trackhouse MotoGP™ Team, Buriram MotoGP™ Official Test
Ai Ogura, Trackhouse MotoGP™ Team, Buriram MotoGP™ Official Test

初日総合15番手だった小椋藍は、午前43ラップ、午後28ラップ、計71ラップを周回。最後のランで予選シミュレーションとなるタイムアタックに挑戦すると、1分28秒台を2回連続して記録し、1年前のテスト11番時計(1分29秒636)、公式予選2の5番時計(1分29秒134)を大幅に更新する1分28秒765を刻み、トップタイムから0.097秒差の総合2番手に浮上。

95日ぶりにアプリリア機に乗り込んだ初日総合13番手のホルヘ・マルティンは60ラップを周回して0.646秒差の総合8番手。初日総合6番手のラウール・フェルナンデェスは66ラップを周回して0.756秒差の総合11番手。空力を中心としたテストプログラムに取り組んだアプリリアの4台がトップ11に進出した。

Jorge Martin, Aprilia Racing, Buriram MotoGP™ Official Test
Jorge Martin, Aprilia Racing, Buriram MotoGP™ Official Test

ドゥカティ

初日2度目の転倒を喫して総合2番手だったマルク・マルケスは午前のセッションで最多45ラップを周回し、1年前に自身が記録したテストベストラップ(1分28秒855)を更新して1番手に進出したが、午後は8ラップ目の3コーナーで週末3度目の転倒。

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Buriram MotoGP™ Official Test
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Buriram MotoGP™ Official Test

転倒後、メディカルセンターではなく、初日から腹痛に苦しんでいたことからヘルスセンターを訪れてテストを終了。52ラップを周回して0.168秒差の総合3番手に後退すれば、初日総合10番手フランチェスコ・バグナイアは49ラップを周回して、午前のタイムで0.215秒差の総合4番手に浮上。

初日総合1番手のアレックス・マルケスは午後の18ラップ目9コーナーで転倒を喫したが、61ラップを周回して0.293秒差の総合5番手。初日総合3番手フランコ・モルビデリは61ラップを周回して0.403秒差の総合7番手。初日総合9番手ファビオ・ディ・ジャンアントニオは午前に技術的問題に見舞われたが、68ラップを周回して0.505秒差の総合9番手。エアロパッケージの検証を続けたドゥカティの5台がトップ9に進出した。

Franco Morbidelli, Pertamina Enduro VR46 Racing Team, Buriram MotoGP™ Official Test
Franco Morbidelli, Pertamina Enduro VR46 Racing Team, Buriram MotoGP™ Official Test

KTM

初日総合14番手のペドロ・アコスタは、72ラップを周回して0.353秒差の総合6番手に浮上。好感触を得て、KTM勢の最高位でテストを締め括り、初日総合11番手ブラッド・ビンダーは68ラップを周回して0.724秒差の総合12番手。初日総合8番手マーベリック・ビニャーレスは71ラップを周回したがタイムを更新できず、初日のタイムで0.872秒差の総合15番手。初日総合16番手エネア・バスティアニーニは54ラップを周回して1.060秒差の総合18番手。

Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing, Buriram MotoGP™ Official Test
Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing, Buriram MotoGP™ Official Test

ホンダ

初日総合7番手のジョアン・ミルは55ラップを周回して0.628秒差の総合10番手。初日総合12番手ルカ・マリーニは69ラップを周回して0.783秒差の総合13番手。初日総合5番手ヨハン・ザルコは最多77ラップを周回したが、タイムを更新できず、初日のタイムで0.799秒差の総合14番手。初日総合20番手ディオゴ・モレイラは67ラップを周回して1.252秒差、チームメイトから0.453秒差の総合19番手。

Joan Mir, Honda HRC Castrol, Buriram MotoGP™ Official Test
Joan Mir, Honda HRC Castrol, Buriram MotoGP™ Official Test

ヤマハ

初日総合17番手のジャック・ミラーは71ラップを周回して1.004秒差の総合16番手。初日総合18番手ファビオ・クアルタラロは55ラップを周回して1.033秒差の総合17番手。初日総合19番手アレックス・リンスは54ラップを周回して1.454秒差の総合20番手。初日総合21番手トプラク・ラズガトリオグルは59ラップを周回して2.104秒差、チームメイトから1.100秒差、ヤマハ勢3番手から0.650秒差の総合21番手。

Fabio Quartararo, Monster Energy Yamaha MotoGP™ Team, Buriram MotoGP™ Official Test
Fabio Quartararo, Monster Energy Yamaha MotoGP™ Team, Buriram MotoGP™ Official Test

ロングラン&シミュレーション

ティソ・スプリントの13ラップ、グランプリレースの26ラップを念頭に置いて、17人がロングラン、シミュレーションを実行。

マーベリック・ビニャーレスは連続25ラップ、ブラッド・ビンダーは連続22ラップ、マルコ・ベッツェッキは連続20ラップ、エネア・バスティアニーニヨハン・ザルコは連続18ラップ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオは連続15ラップ、ルカ・マリーニは連続13ラップを周回してデータを収集。

小椋藍ホルヘ・マルティン、アレックス・リンスディオゴ・モレイラは連続12ラップ、ラウール・フェルナンデェスは連続11ラップ、ファビオ・クアルタラロジョアン・ミルは連続10ラップのロングラップ、ペッコ・バグナイアは連続9ラップを周回。

ジャック・ミラーは午前に連続20ラップ、午後に連続12ラップを実行すれば、アレックス・マルケスは11ラップ目の9コーナーで転倒。

開幕戦タイGP

プレシーズン最後のオフィシャルテストに参加した22名は当地に延滞。5日後に始まる開幕戦に向けて数日間休息をとって体力を回復させ、フィジカルコンディションを整える。

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