アプリリア・レーシングは、7月7日にホルヘ・マルティンが7月9日に第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催地ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリでプライベートテストを実施すると発表。復帰に向けて、アプリリア機『RS-GP』を試乗し、負傷からの回復具合を確認することになった。
6月30日にスペイン・バルセロナ市内の大学病院で検査を受け、ザクセンリンクで開催される第11戦ドイツGPでの復帰が見送られたが、第4戦カタールGPの決勝レースで転倒した際に骨折した舟状骨と肋骨の良好な回復を確認。
7月3日から2日間、活動の拠点であるアンドラから最も近く、第15戦カタルーニャGPの開催地であり、昨年11月にチャンピオンに輝いた舞台でもあるバルセロナ-カタルーニャ・サーキットにゼッケンナンバー『89』を貼付したアプリリアの市販車『RSV4』を持ち込んで、気温33度を超える厳しいコンディションの中で周回を重ね、回復具合を確認すると同時にバイクを使用したトレーニングを実行。
ホルヘ・マルティンのユーチューブチャンネル
プライベートテスト
アプリリアが以前からミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで計画していたプライベートテストに合流。改訂された競技規則により、3戦以上に欠場していたことからプロトタイプマシンを使用した走行が可能となったことから、第4戦カタールGPの決勝レース以来85日ぶりにアプリリア機『RS-GP』を駆ける。
このプライベートテストで復帰の時期を評価。7月18日から20日にアウトモトドローム・ブルノ、通称ブルノ・サーキットで開催される前半戦最後の第12戦チェコGPに復帰する場合には、開催前日にサーキット内のメディカルセンターでメディカルチェックを受けることになる。