プレスカンファレンス~技術規則改定を説明

より安全で、より道路関連性と効率性が高く、世界的な持続可能性を推進し、さらに優れたレースにするように設計されたバイクを2027年に導入

グランプリコミッションは、第5戦フランスGPの初日、プレミアクラスのフリープラクティス1終了後、現地時間12時00分、日本時間19時00分から開催地ブガッティ・サーキットのプレスカンファレンスルームで6日に発表した2027年に施行する技術規則に関して記者会見を開き、技術規則を改正する理由と目的を説明。

グランプリコミッションの構成メンバーである国際モーターサイクリズム連盟の会長ホルヘ・ビエガス国際ロードレーシングチーム連盟の代表エルベ・ポンチャラルドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータ、チャンピオンシップのチーフスポーティングオフィサーを務めるカルロス・エスペレータが出席する。

技術規則改定

スポーツをより安全で、より道路関連性と効率性が高く、世界的な持続可能性を推進し、さらに優れたレース、そして、より多くの追い越しが可能となるように設計されるバイクを導入するため、3年後の2027年に技術規則を改定。

エンジン

最大排気量を『1000cc』から『850cc』、最大ボア径を『81mm』から『75mm』、年間のエンジン使用基数を最大7基から6基に変更。

燃料

『100%』持続可能な燃料を使用。燃料タンク容量は『22ℓ』から『20ℓ』に変更、ティソ・スプリントは『12ℓ』から『11ℓ』。

エアロダイナミクス

フロントフェアリングの上部幅は『50mm』狭くなり、ノーズは『50mm』後退。テールはホモロゲーションの対象。

ライドハイトデバイス/ホールショットデバイス

ライドハイトデバイス及びホールショットデバイスといった全てのデバイスは禁止。

GPSデータ

全てのセッション後、全てのライダーからのGPSデータを全てのチームが利用可能。

コンセッション

全てのファクトリーは『B』ランクからシーズンを始め、2027年の夏に再び評価。

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