ポイントリーダーが熾烈なバトルを制す

ホルヘ・マルティン、フランチェスコ・バグナイア、マルク・マルケスが終盤に優勝争いを展開

第5戦フランスGP決勝レース(周回数27ラップ)は12日、現地時間14時00分からルマンブガッティ・サーキットで行われ、ポールポジションのホルヘ・マルティンが1ラップ目から2番手を走行してトップを追走すると、21ラップ目にタイトル争いのライバルを抜いて1番手に飛び出し、最後までポジションを堅守し、第2戦ポルトガルGPに続き今季2勝目を挙げた。

マルク・マルケス10人抜き

気温21度、路面温度29度のドライコンディションの中、13番グリッドのマルク・マルケスは1ラップ目8番手、3ラップ目6番手、11ラップ目5番手、18ラップ目3番手に浮上し、前を走る2人を猛追すると、最終ラップのシケインで2番手に飛び出し、10人を抜いてトップから0.446秒差でフィニッシュ。2戦連続の2位を獲得した。

2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアはホールショットを決めてレースをリードしたが、21ラップ目にホルヘ・マルティン、最終ラップにはマルク・マルケスに抜かれ、0.585秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、2戦連続3度目の表彰台を獲得。

10番グリッドのエネア・バスティアニーニは、9コーナーをショートカットしたことからロングラップペナルティが科せられ、14ラップ目に6番手から9番手に後退したが、2.206秒差の4位。

3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、ドゥカティ勢とのバトルを繰り広げて4.053秒差の5位。

4番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、4コーナーをショートカットしたことからロングラップペナルティが科せられ、20ラップ目に5番手から6番手に後退して6位。9番グリッドのフランコ・モルビデリは今季の最高位となる7位。

22番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目13番手、7ラップ目10番手、17ラップ目9番手に浮上し、最終ラップに1人を抜いて8位まで挽回。6番グリッドのアレイシ・エスパルガロは9位。17番グリッドのアレックス・マルケスは10位。

15番グリッドのヨハン・ザルコは12位。19番グリッドの中上貴晶は2戦連続3度目の14位でゴールした。

6人がリタイア

7番グリッドのペドロ・アコスタは3位争い中の3ラップ目8コーナーで転倒。5番グリッドのマルコ・ベツェッキは8番手走行中の4ラップ目6コーナーで転倒。8番グリッドのファビオ・クアルタラロは6番手走行中の17ラップ目9コーナーで転倒。18番グリッドのジョアン・ミルは15番手走行中の15ラップ目12コーナーで転倒。11番グリッドのジャック・ミラーは12番手走行中の17ラップ目11コーナーで転倒。12番グリッドのミゲール・オリベイラは8番手走行中に技術的問題が発生して17ラップ目にリタイア。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは25ポイントを加算。アドバンテージを拡大すれば、総合3位フランチェスコ・バグナイアは29ポイント差から38ポイント差の2位。

総合6位マルク・マルケスは35ポイント差から40ポイント差の3位に浮上。総合2位エネア・バスティアニーニは28ポイント差から40ポイント差の4位に後退。総合5位マーベリック・ビニャーレスは34ポイント差から48ポイント差の5位を維持。総合4位ペドロ・アコスタは31ポイント差から56ポイント差の6位に後退した。

カタルーニャGP

シーズン6戦目は、2週間後の5月24日から26日にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催。

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