マーベリック・ビニャーレスがWウィン以来の1番手発進

ヤマハの両雄が好発進、ペドロ・アコスタ転倒も4番手、マルク・マルケスがタイヤを履き替えなかった中で1番手

第7戦イタリアGPフリープラクティス1は31日、現地時間10時45分からアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、総合5位マーベリック・ビニャーレスが19ラップを周回。3度目、最後のランでフロント、リアともに新品タイヤを装着して16ラップ目に今季7度目のトップタイムをマークしたことから、ポールポジションからティソ・スプリントと決勝レースで優勝を挙げた第3戦アメリカズGP以来今季2度目の1番手発進を決めた。

ヤマハがベストスタート

気温19度、路面温度28度のドライコンディションの中、モンスターエナジー・ヤマハは第5戦フランスGP後に2日間のプライベートテストを実行した当地に戻って来ると、総合12位ファビオ・クアルタラロは16ラップを周回。最後のランで前後に新品タイヤを入れて0.188秒差の2番手に入り、今季のベストスタートを切れば、総合21位アレックス・リンスは6ラップ目の1コーナーで今季5度目の転倒を喫したが、15ラップを周回して0.579秒差の8番手。

トップ3が順調なスタート

総合16位フランコ・モルビデリは19ラップを周回。3度目のランの際にフロント、リアともに新品タイヤを履いて0.288秒差の3番手に進出すれば、ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは17ラップを周回し、新品タイヤを装着して0.447秒差の5番手。

総合3位マルク・マルケスは、前後ともタイヤを履き替えずに最多20ラップを周回して0.447秒差の6番手。

総合2位フランチェスコ・バグナイアは、同じタイヤで16ラップを周回して0.650秒差の9番手。総合11位アレックス・マルケスは10番手。総合10位マルコ・ベツェッキは13番手。総合9位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは16番手。総合4位エネア・バスティアニーニは18番手。

ペドロ・アコスタ転倒も4番手

総合6位ペドロ・アコスタは18ラップ目の10コーナーで今季6度目の転倒を喫したが、2度のランで17ラップを周回。両方のランで新品タイヤを履いて0.319秒差の4番手に進出すれば、総合15位ジャック・ミラーは12番手。

総合7位ブラッド・ビンダーは、同じタイヤで走り続けて14番手。ワイルドカードのポル・エスパルガロは15番手。総合17位アウグスト・フェルナンデェスは20番手。

総合7位アレイシ・エスパルガロは、新品タイヤに履き替えて0.450秒差の7番手。総合14位ラウール・フェルナンデェスは11番手。総合13位ミゲール・オリベイラは17番手。ワイルドカードのロレンソォ・サバドーリは24番手。

ホームトラックに戻ってきたルカ・マリーニは19番手。今季初めてホンダ勢の1番手に進出すると、総合20位中上貴晶は16ラップを周回して1.602秒差の21番手。総合18位ジョアン・ミルは22番手。総合19位ヨハン・ザルコは23番手だった。

プラクティス

6月1日の公式予選1公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間22時00分)開始。

RESULTS

 

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録