第7戦イタリアGPの決勝レースは2日、現地時間11時00分からアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、ポールポジションのダビド・アロンソが赤旗中断前を再現するようにホールショットを決めて、セッションで掴んでペースを刻んで第5戦フランスGPから3戦連続の優勝。今季5勝目、通算9勝目挙げた。
赤旗中断
気温21度、路面温度32度のドライコンディションの中、4ラップ目の9コーナーで11番グリッドのチャビエル・スルトゥサが転倒。直ぐ後ろに位置していた16番グリッドのフィリッポ・ファリオーリが横転したスルトゥサに激突したことから赤旗中断。スルトゥサは意識があり、検査を受けるためにサーキット内のメディカルセンターに搬送された。
クリックスタートからのリスタート
グリッドは3ラップが終了した時点でのポジション。周回数が17ラップから11ラップに縮小されたリスタートで3番グリッドのコリン・ベイヤーは終盤に1分54秒台を連発し、ダビド・アロンソを追走して0.142秒差の2位に入り、2戦ぶり3度目の表彰台を獲得。
14番グリッドの山中琉聖は1ラップ目6番手、2ラップ目6番手に浮上してトップグループを追走して1.253秒差の3位。参戦82戦目で初表彰台を獲得すれば、4番グリッドの古里太陽は1.700秒差の4位。7番グリッドのダビド・ムニョスは5位。
2番グリッドのイバン・オルトラは、3番手走行中の最終ラップ12コーナーで転倒した後に6位でゴール。15番グリッドのルカ・ルネッタ、12番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、6番グリッドのヤコブ・ルールストーン、17番グリッドのマッテオ・ベルテッレがトップ10入り。
5番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダと9番グリッドのステファノ・ネパは、1ラップ目の1コーナーで転倒。ホセ・アントニオ・ルエダはポイント圏内の15位まで挽回すれば、8番グリッドのダニエル・オルガドはアクシデントを引き起こしたとして、9番手走行中にダブルロングラップペナルティが科せられ17番手に後退した後14位でゴール。
低速走行が原因でダブルロングラップペナルティが科せられた20番グリッドのジョエル・エステバンと25番グリッドのフィリッポ・ファリオーリは18位と19位。
赤旗中断前に転倒した13番グリッドの鈴木竜生は1ラップ目の10コーナーで転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのダビド・アロンソは25ポイントを加算。総合2位ダニエル・オルガドは14ポイント差から37ポイント差、総合3位コリン・ベイヤーは43ポイント差から48ポイント差に引き離された。
RESULTS
🏁 #Moto3 RACE 🏁
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) June 2, 2024
Alonso fends off @CollinVeijer95 to win at Mugello!🏆#ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/DNUXj3nfB9