第８戦ＴＴアッセンの決勝レース（周回数２０ラップ）は３０日、現地時間１１時００分からＴＴ・サーキット・アッセンで行われ、４番グリッドのイバン・オルトラが１ラップ目からトップで周回を重ねてグループを引っ張り、終盤にポジションを落としたが、最終ラップの最後のシケイン手前で逆転。昨年４月の第４戦スペインＧＰ以来今季初優勝を挙げた。

気温２０度、路面温度３４度のドライコンディションの中、３番グリッドのコリン・ベイヤーは前後ともに硬めのタイヤ（ミディアムタイヤ）の選択。１１ラップ目トップに飛び出してレースの主導権を握り、１９８９年以来地元オランダ人ライダー（ハンス・スパーン）の優勝を狙ったが、最終ラップに抜かれて０.０１２秒差の２位でチェッカーフラッグを受け、２戦連続４度目の表彰台を獲得。

１１番グリッドのダビド・ムニョスは２.１９７秒差の３位に入り、４戦ぶり２度目の表彰台を獲得すれば、７番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは４位。

１３番グリッドのダビド・アロンソは１ラップ目８番手に浮上して、トップグループで走行し２.４６０秒差の５位。１０番グリッドのルカ・ルネッタは自己最高位の６位。８番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、ポールポジションのアンヘル・ピケラスが続き、６番グリッドのステファノ・ネパは９位。

５番グリッドの山中琉聖は２.９３２秒差の１０位。１５番グリッドのダニエル・オルガドは１１位。

２番グリッドの古里太陽は３ラップ目から２番手に位置し、トップグループ内で走行していたが１５ラップ目にコースアウトを喫して１３番手まで後退。２０.０１６秒差の１３位で完走すれば、１２番グリッドの鈴木竜生は３ラップ目に週末２度目、今季５度目の転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのダビド・アロンソは１１ポイントを加算。総合３位コリン・ベイヤーは４８ポイント差から３９ポイント差の２位に浮上。総合２位ダニエル・オルガドは３７ポイント差から４３ポイント差の３位に後退。総合４位イバン・オルトラは６３ポイント差から４９ポイント差に接近した。

RESULTS