アレイシ・エスパルガロ、ドイツGP欠場

初日最初のセッションで3ラップを周回したが、前戦で骨折した右手の状態が良くないことから欠場を決断

アプリリア・レーシングアレイシ・エスパルガロは、第9戦ドイツGPの週末最初のセッション、フリープラクティス1で3ラップを周回した後、チームと医師団と相談し、欠場することを決断した。

先週末にTT・サーキット・アッセンで開催された第8戦TTアッセンのティソ・スプリントで転倒した際に右手の第5中手骨を骨折。参戦を目指して、開催前日にメディカルセンターを訪れ、メディカルチェックを受けた結果、医師団から出走の許可を得たが、痛みが激しいことから走行を断念。

「ザクセンリンクに来る前は痛みが酷かったけど、最後の瞬間に来ることを決めた。医師からは乗れないと言われていたけど、家にいたくなかった。ここに来て、最善を尽くしたかったけど、無理だった。加速に使うのは右手。右コーナーでスロットルをコントロールできない。他のライダーたちに危険をもたらしてしまうから、止まらざるを得なかった」と欠場する理由を説明。

第9戦ドイツGPの決勝レースに出走すれば、チャンピオンシップの歴史において、最多参戦ランキングの単独3位に浮上するところだったが、サマーブレイク明けの第10戦イギリスGPに持ち越しとなった。

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