ジョアン・ミルが契約期間を延長

プロジェクトを途中で抜け出したくないと強い意志を改めて表し、HRCとの間で2026年末までの契約に合意

ホンダ・レーシング・コーポレーションは26日、2023年から起用するジョアン・ミルとの間で契約期間をさらに2年延長し、2026年末までの2年契約に関して合意したと発表した。

2020年にプレミアクラスでチャンピオンに輝いた26歳のスペイン人ライダーは、2022年8月30日にHRCとの間で最初の2年契約を締結。今回の契約更新は、ライダーとメーカーが互いに抱いている信頼とトップに戻るという強い意志の表れであり、昨年11月27日に2025年末までの2年契約を締結していたルカ・マリーニとの体制が継続されることが決まった。

Joan Mir, Repsol Honda Team Presentation
Joan Mir, Repsol Honda Team Presentation

ジョアン・ミル

「最初にホンダとHRCと共に、これからの2年間を一緒に戦えることをとても嬉しく思う。このパートナーシップを継続することが目標であり、今回それを実現することができた。HRCとは2023年からパートナーシップを結んでおり、今後も継続していく中で、自分の意見を引き続きインプットすることで、『RC213V』の改良に貢献できると信じている。自分が何を成し遂げられるか、ホンダが何を成し遂げてきたかを知っているから、このプロジェクトに貢献するために最大限の力を発揮し、自分の役割を果たそうと決意している。今シーズンの残りも、将来に向けて努力を続ける。」

渡辺康治(ホンダ・レーシング代表取締役社長)

「2025年から2年間、ジョアン・ミルとともに『MotoGP™』を戦えることを大変嬉しく思います。ホンダおよびHRCにとって、今までに経験したことのない厳しいシーズンが続いています。このような状況においても、彼はチームを信頼し、いかなる時も諦めることなく戦う姿勢には、感謝の思いしかありません。我々もジョアン・ミルとともに1日でも早くファンの期待に応えられるように、関係者一丸となって全力で巻き返しをしたいと思っています。」

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