ジェイク・ディクソンが地元で今季初優勝

16番グリッドのセルジオ・ガルシアが4位、ポールポジションの小椋藍は14位、佐々木歩夢21位

第10戦イギリスGP決勝レース(周回数17ラップ)は4日、現地時間14時30分からシルバーストン・サーキットで行われ、5番グリッドのジェイク・ディクソンが1ラップ目3番手、2ラップ目2番手に浮上してトップを追走すると、最終ラップの1コーナーでトップに飛び出し、昨年9月の第11戦カタルーニャGP以来今季初優勝、中量級で3勝目を挙げ、総合10位から7位に浮上。

地元出身のイギリス人ライダーがホームレースで優勝を挙げたのは、2015年のダニー・ケント以来9年ぶり。中量級では2013年のスコット・レディング以来11年ぶり2人目の快挙。

気温19度、路面温度33度のドライコンディションの中、週末3度の1番時計を刻んだ2番グリッドのアロン・カネトは1ラップ目からレースをリードしたが、最終ラップに抜かれて0.177秒差の2位。第2戦ポルトガルGP以来今季2度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは7.054秒差の3位に入り、昨年9月の第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季初の表彰台を獲得。

16番グリッドのセルジオ・ガルシアは、スタート直後の1コーナーで他車との接触が原因で大きく出遅れたが、2ラップ目18番手、5ラップ目12番手、7ラップ目9番手、10ラップ目6番手、14ラップ目には4番手まで挽回して8.476秒差の4位。

7番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは5位。18番グリッドのダーリン・ビンダーは中量級での自己最高位となる6位。17番グリッドのジェリミー・アルコバ、6番グリッドのアルベルト・アレナス、10番グリッドのアロンソ・ロペス、20番グリッドのセナ・アギウスがトップ10入り。11番グリッドのフェルミン・アルデグエは12位。

ポールポジションの小椋藍は、ホールショットを決めたが1ラップ目2番手、8ラップ目5番手、10ラップ目8番手、14ラップ目12番手、15ラップ目には14番手に後退して17.541秒差の14位。28番グリッドの佐々木歩夢は32.702秒差の21位。

12番グリッドのトニー・アルボリーノは、6番手走行中の4ラップ目16コーナーでコースアウト後に転倒。13番グリッドのソムキアット・チャントラは6番手走行中の5ラップ目16コーナー、3番グリッドのディオゴ・モレイラは4番手走行中の6ラップ目6コーナー、9番グリッドのジョー・ロバーツは3番手走行中の7ラップ目2コーナー、21番グリッドのマリオ・アジは11番手走行中の10ラップ目7コーナーで転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのセルジオ・ガルシアは13ポイントを加算。総合2位小椋藍は7ポイント差から18ポイント差、総合3位ジョー・ロバーツは24ポイント差から37ポイント差、総合4位フェルミン・アルデグエは39ポイント差から48ポイント差、総合5位アロンソ・ロペスは54ポイント差から60ポイント差にギャップが広がった。

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