ドゥカティ・コルセは7日、今季サテライトチームのプルタミナ・エンデューロ・VR46から参戦するファビオ・ディ・ジャンアントニオとの間で2025年からの2年契約に関して合意したと発表。ドゥカティのライダーとして、ファクトリーサポートチームのプルタミナ・エンデューロ・VR46から継続参戦し、オフィシャルマシンを使用することが決まった。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「9ヶ月前、自分の夢を追い続けるバイクを失ってしまったけど、今日、『MotoGP™』で最も重要な団体と契約を結んだ。信じられない。来年からの2シーズン、プルタミナ・エンデューロ・VR46とドゥカティ・コルセと共に、この素晴らしい旅を続けられることが嬉しい。ほとんど偶然と言っていいぐらいに、ここに加入して、直ぐに居心地の良さを感じ、チームとは本当に上手くやっている。」
「バレンティーノ・ロッシ、アレッシオ・サェルチ、パブロ・ニエト、クルー全員、ドゥカティ、個人スタッフに感謝したい。何も偶然に任せていない。新しいエピソードが始まる。待ち切れない。ドゥカティのオフィシャルマシンを2年間走らせる。野心的な結果を目指す。そうでなければいけない。これは巨大なプロジェクトであり、表彰台の最上段を狙うことができるだろう。仕事を続け、毎週末成長する。これは常にベストを尽くす上で、さらなる自信の注入となる。」
ジジ・ダリーニャ(ジェネラルマネージャー)
「来年からの2年間、ファビオ・ディ・ジャンアントニオがドゥカティのライダーとして加入することを嬉しく思います。彼は我々のプロジェクトに大きな信頼を示しており、彼の献身と才能により、確実に成長を遂げています。プルタミナ・エンデューロ・VR46とオフィシャルマシンと共に、さらに自身の潜在能力を最大限に発揮できる機会が増えると確信しています。ドゥカティファミリーにようこそ!」
アレッシオ・サェルチ(チームディレクター)
「プルタミナ・エンデューロ・VR46の2025/2026が形になり始めています。先週ドゥカティとの提携を発表した後、今日はドゥカティ・コルセと直接契約したファビオ・ディ・ジャンアントニオが来年からの2年間、チームのネオンイエローを着用することを確認しました。満足感を隠せません。彼は最後の瞬間に加入し、懸命に働いています。常に最強のライダーたちと一緒に走っていることから、この結果に値します。これはチームの将来にとって非常に重要な瞬間であり、ドゥカティとの関係はますます強固なものとなり、この野心的なプロジェクトをサポートし、信じ続けてくれるプルタミナ・ルブリカンツと全てのパートナーに感謝するほかありません。」
ファクトリーサポートチーム
レジェンド、バレンティーノ・ロッシが所有するインディペンデントチームは、今月2日にドゥカティ・コルセとの間で2022年から2024年末までの提携期間を5年延長することで合意。ファクトリーサポートチームとして、2029年末までの契約を締結し、来季は2025年型と2024年型が供給されることが決まっている。