第4戦スペインGPのプレスカンファレンスは、4月23日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトのプレスカンファレンスルームで開催され、総合2位ホルヘ・マルティン、総合3位ペドロ・アコスタ、総合8位アレックス・マルケスが出席。4週間前の第3戦アメリカGPを振り返り、明日開幕するシーズン4戦目の期待と抱負を語った。
ホルヘ・マルティン
「確かに、シーズンは良いスタートを切れたと思うけど、グランプリレースで優勝するには、まだ準備ができていないと感じる。どうなるか見てみよう。チャンスがあれば、もちろん挑戦するけど、今はここにいられることがただただ嬉しい。1年前はカタールの病院で、モバイルでレースを観ていたから、こうしてここにいられて、レースに出られることが本当に嬉しい。」
「目標は100%出し切って戦うこと。それがどんな結果をもたらすか、楽しみ。過去のことは何も後悔していない。ただ、毎戦少しずつでも学び、成長しようと努めているだけ。昨シーズンは本当に大変だったけど、間違いなく、今の自分を形作ってくれたと思う。だから、これまでの経験すべてに感謝している。今は以前よりも強く、より良い人間になれたと感じている。」
「オースティンでの優勝とブラジルでの表彰台は素晴らしいものだった。今は日曜日のレースで勝つことだけに集中している。次のステップに進むのは難しいけど、今シーズンの結果には既に満足しているので、ここから先、どうなるか見ていこう。重要なのは、今この瞬間に集中し、楽しむこと。 土曜日には勝って、ウィリーでまた転べたらいい(笑)。」
「アプリリアは今や『自分のバイク』だと感じる。それは2024年と同じ感覚。このバイクは全く違うバイクなので、自分のライディングスタイルを細かく調整する必要があった。アプリリアも、冬の間に行った変更のおかげで、タイでバイクを試乗した瞬間から良い感触が得られた。全てがスムーズに進んだ。まだバイクに搭載していないパーツが幾つかあるので、慣れるには時間が必要だから、月曜日は間違いなく、僕にとって改善のための重要な機会になるだろう。だけど、自分のパッケージに本当に満足。あまり触りたくない。」
ペドロ・アコスタ
「この冬、バレンシアとセパンの間で、僕たちは非常に大きな進歩を遂げた。明確な指示を出した。それはスピードを上げるのではなく、もっと快適に、そして転倒を避けること。今では27ラップのレースで24ラップはプッシュができ、残りの周回を何とか持ちこたえられる。おかげでペースが格段に上がり、自信もつき、ミスも減った。これが昨年から現在までの大きな進歩。」
「確かに、このバイクは僕に合わせて設計されたかもしれない。何か新しい要素があると思うけど、それが上手くいくかどうかは、これから見極めよう。これらは非常に論理的なことであり、ずっと前から必要だったものだけど、ようやく実現した。上手くいけば、もう少しタイムを縮めることができるだろう。正直なところ、昨年のようにコンマ5秒も足りないというわけではない。コンマ1か2秒ほど足りないけど、27ラップも走ると、その差は大きな違いになる。少しずつその差を縮めて、どこまで行けるか見てみよう。」
アレックス・マルケス
「シーズン序盤、特にタイは少し厳しいものだった。ブラジルとオースティンでは確かに少し良くなったけど、それでもアプリリアには大きく差をつけられている。僕たちは本当に良い方向に向かっていると思う。ドゥカティも懸命に取り組んでいる。ライダーとして、ライディングスタイルを改善し、問題点ばかりに気を取られるのではなく、より良いアプローチで物事に取り組み、多くのポジティブな要素を活かす必要があることも分かっている。そこから、僕たちは必ず巻き返す。ヘレスは、シーズン中に巻き返し、再び良いパフォーマンスを発揮するのに最適なトラックであり、最高のタイミングだから、僕たちはベストを尽くす。」
「昨年のような結果を再現できれば素晴らしいけど、現時点では少し現実的ではない。特に、ブレーキング、つまりバイクを止める手段に苦労している。その部分で、自分の走りが上手くいかないことが一番の問題だけど、諦めずに前進し続けるしかない。まだ3戦しか終わっていないから、焦ってはいけない。シーズンは長い。」
「他の部分に関しては、昨年とほぼ同じレベルだと思う。例えばエンジンは、昨年使用したものよりも速く、パワーも少し上がっているので、むしろ良くなっているかもしれません。つまり、ブレーキングの仕方とコーナーへの進入の仕方という点で、バイクを止めるのに苦しんでいる。ただ、その点だけが問題で、他の部分は本当に良いと感じているし、データにも表れている。」
「しかし、アプリリアが一歩前進したことも事実。彼らはより難しい課題において、僕たちを限界まで追い込んでいる。大きな変更や突飛なことをするのではなく、小さな部分を調整するだけど、本当に素晴らしい、前向きな一歩を踏み出せると感じている。」