ポイントリーダーのダビド・アロンソが今季7勝目

イバン・オルトラがピットレーンスタートから9位、鈴木竜生12位、山中琉聖13位、古里太陽15位

第11戦オーストリアGP決勝レース(周回数20ラップ)は8月18日、現地時間11時00分からレッドブルリンク-シュピールベルクで行われ、6番グリッドのダビド・アロンソが公式予選2の低速走行による科せられたロングラップペナルティを3ラップ目に消化して、3番手から3.764秒差の10番手に後退したが、9ラップ目トップグループに追いつき、15ラップ目トップに飛び出し、1度もポジションを譲らず2戦ぶり7勝目を挙げた。

気温19度、路面温度25度のドライコンディションの中、9番グリッドのダビド・ムニョスはスタートからトップグリッドで周回を重ね、0.121秒差の2位。第4戦スペインGP以来今季2度目の自己最高位を獲得すれば、4番グリッドのダニエル・オルガドは0.126秒差の3位に入り、第5戦フランスGP以来6戦ぶり5度目の表彰台を獲得。

8番グリッドのアンヘル・ピケラスは、公式予選2の低速走行によるロングラップペナルティを3ラップ目に消化して4番手から11番手に後退したが4位まで挽回。3番グリッドのコリン・ベイヤー、12番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスが続き、5番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは7位。

2番グリッドのジョエル・ケルソはホールショットを決めてレースをリードしたが、トップグループの最後尾8位でゴール。

ポールポジションのイバン・オルトラは、ウォームアップラン後のグリッド上で技術問題が発生してピットレーンからスタートし、1ラップが終了した時点で12.037秒差の最後尾27番手に後退したが7.542秒差の9位まで挽回。23番グリッドのリッカルド・ロッシはトップ10入り。

13番グリッドの鈴木竜生は、低速走行によるロングラップペナルティを3ラップ目に消化したが10ラップ目にはファステストラップを刻んで8.447秒差の12位。10番グリッドの山中琉聖は11.633秒差の13位。

17番グリッドの古里太陽は、低速走行によるロングラップペナルティを3ラップ目に消化して22番手まで後退。10番手まで挽回したが、終盤にトラックリミットによる科せられたロングラップペナルティを消化しなかったことから、ダブルロングラップペナルティに相当する6秒加算のペナルティが科せられて15位。

チャンピオンシップ

2年前にダブルロングラップペナルティを経て優勝を挙げた佐々木歩夢にインスピレーションを得たポイントリーダーのダビド・アロンソは25ポイントを加算。総合2位イバン・オルトラは53ポイント差から71ポイント差、総合3位ダニエル・オルガドは66ポイント差から75ポイント差、総合4位コリン・ベイヤーは68ポイント差から82ポイント差にギャップが広がった。

RESULTS

 

 

 

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