『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』の第2戦マレーシア大会は、8月16日から18日にマレーシア選手権の併催として、ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、三谷然(みたにぜん)がレース1とレース2で連続優勝を挙げた。
レース1
4月19日から21日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催された『JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』の開幕戦にアジア・タレント・チームからスポット参戦した三谷然はポールポジションから終盤にグループを引き離して、23週間前にルサイル・インターナショナル・サーキットで開催された開幕戦カタール大会レース1に続き今季2勝目を挙げれば、6番グリッドの荻原羚大(おぎわらりょうた)は0.878秒差の2位。3番グリッドの髙平理智(たかひらりいち)は0.915秒差の3位。日本勢が開幕戦のレース1に続き今季2度目表彰台独占を達成。
レース2
三谷然は終盤に集団を引き離して連続優勝。5月3日から5日にエストリル・サーキットで開催された『JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』にホンダ・レーシング・タイランドからスポット参戦し、レース1で4位に進出した7番グリッドのキアンドラ・ラマディパ(インドネシア)は2.067秒差の2位を獲得。グループ争いに競り勝って今季2度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのファリス・ハフィ(マレーシア)は2.192秒差の3位に入り今季初表彰台。
髙平理智は4位。荻原羚大は5位。レース1で2番手走行中に転倒を喫した2番グリッドの池上聖竜(いけがみせいりゅう)は6位。レース1で6位に進出した竹本倫太郎(たけもとりんたろう)は8位だった。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーの三谷然は50ポイントを加算。総合2位キアンドラ・ラマディパは7ポイント差から24ポイント差。総合3位髙平理智は9ポイント差から30ポイント差にギャップが広がった。
インドネシア大会
次戦は6週間後の9月27日から29日にプルタミナ・マンダリカ・サーキットで第3戦インドネシア大会を開催。翌週末にはモビリティリゾートもてぎで第4戦日本大会が開催される。