アラゴン州政府がチャンピオンシップを開催する目的で建設されたモーターランド・アラゴンは、2010年に初開催されてから、数々の記憶と記録に残るバトルが繰り広げられ、今年2年ぶりに開催日程に復帰。
今週末のアラゴンGPを前に、特に手に汗握るエキサイティングなバトルとなった3戦の決定的な瞬間を紹介。
2022
タイトル獲得に向けて、怒涛の4連勝を達成した総合2位フランチェスコ・バグナイアが1年前にプレミアクラス初優勝を挙げたトラックに戻って来て、ポールポジションから5戦連続7勝目を狙ったが、前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでフォトフィニッシュの0.034秒差で屈したエネア・バスティアニーニがリベンジに挑んだ。
2021
右上腕骨の負傷から復帰して、過去に5勝を挙げたトラックに戻って来たマルク・マルケスの前に立ちはだかったのは、ドゥカティのエースに指名されたフランチェスコ・バグナイア。1ラップ目からコンマ数秒のバトルが繰り広げられ、0.059秒差で最終ラップを迎える。
2020
スペイン選手権と軽量級時代のチームメイト、アレックス・リンスとアレックス・マルケスがプレミアクラスの舞台、それも2人にとってホームサーキットとなるモーターランド・アラゴンで初めて1対1のバトルを展開。