マルク・マルケスがティソ・スプリント初優勝

ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアが9位で総合2位に後退、中上貴晶14位

第12戦アラゴンGPティソ・スプリント(周回数11ラップ)は8月31日、現地時間15時00分からモーターランド・アラゴンで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがスタートからトップを維持すると、3ラップ目にファステストラップを叩き出して2番手に0.9秒差、5ラップ目1.4秒差、8ラップ目には3.2秒差のアドバンテージを広げ、ショートレース28戦目で初優勝を挙げた。

地元勢表彰台独占

気温31度、路面温度49度のドライコンディションの中、4番グリッドのホルヘ・マルティンはスタートで2番手に位置すると、ポジションを維持して2.961秒差の2位。3戦連続4度目の2位、5戦連続10度目の表彰台を獲得すると、2番グリッドのペドロ・アコスタは6.694秒差の3位に入り、5戦ぶり4度目の表彰台。

5番グリッドのアレックス・マルケスは4位。8番グリッドのミゲール・オリベイラ、7番グリッドのブラッド・ビンダーが続き、14番グリッドのエネア・バスティアニーニは7位まで挽回。17番グリッドのファビオ・クアルタラロは8位。

ポイントリーダー9位

3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアはスタートで6番手に後退。2ラップ目4番手に浮上したが4ラップ目の5コーナーでワイドになって7番手に後退すると、最後は20.298秒差の9位。13番グリッドのマルコ・ベツェッキは10位。

18番グリッドの中上貴晶は22.440秒差の14位。

11番グリッドのアレイシ・エスパルガロはスタート直後の1コーナーで16番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオに追突して転倒。ディ・ジャンアントニオは15位完走。

10番グリッドのヨハン・ザルコは1ラップ目の7コーナーで転倒。6番グリッドのフランコ・モルビデリは2ラップ目の8コーナーで転倒した。

チャンピオンシップ

総合2位ホルヘ・マルティンは5ポイント差から9ポイントを加算させ、ポイントリーダーに再浮上。ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは3ポイント差の総合2位に後退すれば、総合3位エネア・バスティアニーニは61ポイント差から62ポイント差。

総合4位マルク・マルケスは83ポイント差から75ポイント差に接近。総合5位マーベリック・ビニャーレスは136ポイント差から140ポイント差にギャップが広がった。

決勝レース

周回数23ラップの決勝レースは、9月1日現地時間14時00分(日本時間21時00分)スタート。

RESULTS

 

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