マルク・マルケスが1043日ぶりに優勝

ホルヘ・マルティン2位、フランチェスコ・バグナイアとアレックス・マルケスが接触転倒

第12戦アラゴンGP決勝レース(周回数23ラップ)は9月1日、現地時間14時00分からモーターランド・アラゴンで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決めてレースの主導権を握り、2ラップ目に2.095秒差、9ラップ目にファステストラップ、10ラップ目に3.290秒差、15ラップ目に4.393秒差、19ラップ目には5.036秒差にアドバンテージを拡大。

2021年10月の第16戦エミリア・ロマーニャGP以来1043日ぶりに誰よりも早くチェッカーフラッグを受け、プレミアクラスで60勝目、キャリア通算86勝目、当地で通算6勝目を挙げ、総合4位から3位に浮上した。

ポイントリーダー連続2位

気温25度、路面温度39度のドライコンディションの中、4番グリッドのホルヘ・マルティンは1ラップ目3番手、2ラップ目2番手に浮上。トップを追走して4.789秒差の2位でゴールして3戦連続4度目の連続2位を獲得すれば、14番グリッドのエネア・バスティアニーニは18.776秒差の5位まで挽回。6番グリッドのフランコ・モルビデリは6位。13番グリッドのマルコ・ベツェッキは8位。

ペドロ・アコスタ表彰台

2番グリッドのペドロ・アコスタは14.904秒差の3位。第3戦アメリカズGP以来9戦ぶりに3度目の表彰台を獲得し、ドゥカティの連続表彰台獲得を阻止し、7番グリッドのブラッド・ビンダーは16.459秒差の4位。

21番グリッドのアレックス・リンスは39.420秒差の9位。11番グリッドのアレイシ・エスパルガロは40秒差の11位。18番グリッドの中上貴晶は41.602秒差の12位。

フランチェスコ・バグナイア転倒

3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、3番手を走行していた5番グリッドのアレックス・マルケスが18ラップ目の12コーナーでワイドになったところを突いて、13コーナーで追い越しを図ったところ2人が接触転倒。

8番グリッドのミゲール・オリベイラは1ラップ目の16コーナーで転倒。17番グリッドのファビオ・クアルタラロは12番手走行中の6ラップ目5コーナーで転倒。12番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは1ラップ目に20番手に後退し、ペースが上がらず11ラップ目にリタイア。

タイヤプレッシャー

9番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15番手、15番グリッドのジャック・ミラーは10番手、16番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは7番手でフィニッシュしたが、タイヤプレッシャーの違反により、16秒加算のペナルティが加算され、16位、15位、8位に降格した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは20ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは3ポイント差から23ポイント差にギャップが広がり、総合3位エネア・バスティアニーニは62ポイント差から71ポイント差の4位に後退。

総合4位マルク・マルケスは62ポイント差から70ポイント差の3位に浮上。総合5位マーベリック・ビニャーレスは140ポイント差から160ポイント差の7位に後退した。

サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP

シーズン13戦目は1週間後の9月6日から8日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催。決勝レースの翌日には当地でオフィシャルテストが予定されている。

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