ホルヘ・マルティンがティソ・スプリント5勝目

フランコ・モルビデリ初表彰台、KTM3台、ファビオ・クアルタラロがポイント圏内進出

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、9月7日現地時間15時00分からミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、4番グリッドのホルヘ・マルティンがホールショットを決めてトップに飛び出し、第9戦ドイツGP以来5勝目を挙げ、タイトル争いにおいて、ポイント差を拡大した。

ドゥカティ2024年型独占

気温29度、路面温度42度のドライコンディションの中、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアはスタートで2番手に後退した後、ホルヘ・マルティンを追走して1.49秒差の2位。今季5度目の表彰台を獲得すると、2番グリッドのフランコ・モルビデリはスタート直後の1コーナーを3番手で通過するとポジションを維持して1.832秒差の3位に入り、ショートレース32戦目で初の表彰台を獲得。

8番グリッドのエネア・バスティアニーニは1ラップ目5番手、4ラップ目4番手に浮上して最終ラップに3位を狙ったが、抜き切れずに2.041秒差の4位。ドゥカティの2024年型が今季初めて表彰台とトップ4を独占。

4人抜きで5位

9番グリッドのマルク・マルケスは3ラップ目8番手に浮上した後、3台のKTMを追い越して6.469秒差の5位。7番グリッドのアレックス・マルケスは10位。0.337秒差でポイント圏内の進出を逃せば、3番グリッドのマルコ・ベツェッキは1ラップ目8番手に後退した後、9番手走行中の5ラップ目の2コーナーで転倒。14番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは2ラップ目の14コーナーで転倒。

KTM3台がポイント圏内

5番グリッドのペドロ・アコスタは6.796秒差の6位。6番グリッドのブラッド・ビンダーは7位。12番グリッドのジャック・ミラーは1ラップ目7番手に浮上して8位。公式予選2に進出した3台がポイント圏内に進出すれば、15番グリッドのポル・エスパルガロは14位。

17番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは、13番手でチェッカーフラッグを受けたが、トラックリミットによるロングラップペナルティを12ラップ目に消化したが、走行ゾーンを正確に走らなかったことから、レース後に3秒加算のペナルティが科せられて16位。

5度目のポイント圏内

10番グリッドのファビオ・クアルタラロは11.015秒差の9位。2戦連続5度目のポイント圏内に進出し、20番グリッドのアレックス・リンスは19位。

ポイント圏外は今季初

11番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは11.658秒差の11位。13番グリッドのアレイシ・エスパルガロは12.068秒差の12位。18番グリッドのミゲール・オリベイラは15位。19番グリッドのラウール・フェルナンデェスは17位。アプリリア勢がポイント圏内に進出できなかったのは、昨年11月の第18戦マレーシアGP以来2度目。

16番グリッドのヨハン・ザルコは21.119秒差の13位。21番グリッドのルカ・マリーニは18位。22番グリッドの中上貴晶は25.154秒差の20位。23番グリッドのステファン・ブラドルは3ラップ目にリタイア。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは12ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは23ポイント差から26ポイント差、総合3位マルク・マルケスは70ポイント差から77ポイント差、総合4位エネア・バスティアニーニは71ポイント差から77ポイント差、総合5位ペドロ・アコスタは151ポイント差から156ポイント差にギャップが拡大。

決勝レース

周回数27ラップの決勝レースは、9月8日現地時間14時00分(日本時間21時00分)スタート。

RESULTS

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